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2020年10月12日 (月)

GoToトラベルキャンペーン・みなと荘

20201011

台風の接近が危ぶまれた中、週末は箱根・大平台にある東京都港区の保養所、みなと荘に行ってきた。港区在住の親族がおり彼らと共に旅行したのだが、箱根はすっかり人出も戻り、渋滞の名所、湯本駅前も以前のような混み具合になっていた。港区の保養所はバブルの時代に計画されたのか、区営の施設とは思えぬ優雅な施設で人気があり週末はなかなか予約が取れない。かつては箱根の名門ホテルである富士屋ホテルのオペレーションだったと云うが、今は富士急系の会社が管理・運営をしているとのこと。一泊一人当たり12,000円の宿泊費が、GoToトラベルキャンペーンのおかげで8,000円ほどとお得感があり、台風余波の小雨を顔に感じつつ緑の中の露天風呂にどっぷりと浸かり箱根の初秋を楽しむことができた。


もっともダイニングルームは同室者で囲むテーブルの真ん中に、透明なアクリル版の仕切りが立ちふさがり、目の前の人の飛沫が飛んでこないようになっておりびっくりである。いくら食事の時に囲っても部屋に返ればおしゃべりをして、隣で寝るのだからこんな遮蔽版はまったく意味不明といえる。こうして日本中が「感染防止ごっこ」をして「我々はコロナ・コンシャス」ですとアピールしているのかと、改めて過剰なコロナ脳の蔓延を感じてしまう。もしこれが武漢ウイルスではなく外国からの軍事的脅威が迫ってきたとしたら、その時も無責任なメディアに煽られ、直ちに「一億総玉砕」「撃ちてし止まん」などと皆が同じ方向に向かって過剰反応をするのか。日本人のまじめな体質、言われずとも皆が同じ行動をとる姿勢は大東亜戦争時とさして変わっていないのだろうか。


さて、みなと荘の宿泊費は普段の70%で済んだうえに、一人2000円のGoTo地域共通クーポンを貰って精算。この値段なら毎週行きたいと思うほどで、国の財政赤字をどうするのかという点を除けば、経営が苦しい観光業者のためのこの政府の施策を大いに活用したい。ただしクーポンでは問題点が一つ。宿でのアルコール代精算には使えたのは良かったものの、帰りの東名高速道路の海老名SAでは使える店が限られており、我々が買った土産物にはこれが使えなかった。旅の中で費消させるためだろうが、クーポンの有効期限はその日限りという設定なので、少なくとも高速道路や駅、空港の売店・レストランではくまなくクーポンが使えるようにして欲しいところだ。

20201012

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コメント

バルクキャリアーさま、こんにちは。
GO TO お使いになりましたか、私は10月に入って6回ほど使いましたが使うほどにお得度を感じています。15%クーポンの紙版はそれでもまだ使えるところがあると思いますが、電子クーポンとなると使える店が極端に少なく手直しを期待します。

昨日のサンデーモーニングで東京がGO TOに加わって賑わっているが、それでは貧困層を救えないと全く的外れなコメントをする左カブレの輩がいましたが経済の原理を全く知らず困ったものです。政府が10の予算をかけたらそれを呼び水にして30や50いや100のレバレッジ効果をもたらしそれが裾野に広がることがどうして分からないのか不思議です。余裕のある方はどんどんGO TO を利用して経済を活性化してほしいものだと思います。

それにしても、学術会議の件ですがどうして静岡県知事や学術会議元会長等の言動はあんなに偉そうで高飛車で傲慢なのでしょうか。推薦権と任命権の違いが分からないのでしょうか、これまた理解に苦しみます。
本日は南阿蘇にてここ1か月で目標にしていたことを達成して気分爽快です、バルクキャリアーさまが以前述べられましたコメントも少し後押しになりました。熊本空港からでした。

M・Yさま

阿蘇は出張の帰りに南阿蘇鉄道に乗られたのでしょうか? 鉄印帳の旅も着実にゴールに向かっておられる事と思います。

今読んでいる筑摩書房の9月新刊/新書 「リベラルの敵はリベラルにあり」 は、倉持麟太郎というリベラル派憲法学者が今のリベラルの駄目さ加減を分析しています。その中ではリベラル派の議論がタコつぼ化して先鋭的になっているので、多くの国民の中間層にそっぽを向かれているとの分析がなされています。

学術会議の議論に例えると、いま騒がしいリベラル派の意見は、この会議の目的や効果、これが税金を使うものでよいのか、という建設的な議論に発展せず、ひたすら菅首相が横暴だという議論に向かっています。倉持流に分析すればこういうやり方をすればするほど人々の信頼がなくなる、ということになりますが、劣勢の彼らはこれに気が付いていないのでしょうね。

リベラル・サヨクの高飛車で傲慢な意見は、結局自分たちの首を絞めるだけですから笑ってみておきましょう。

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