2019年師走
ラグビーの早明戦と福岡国際マラソンをテレビで見終わると12月が来たことを実感する。一年経たつのは本当に早い。そういえばかつてこの時期は会社の接待寮や料理屋でホイホイと毎夜忘年会の連続だったことを思い出す。さすがに12月も半ばを過ぎると接待疲れになり、胃腸薬やリゲイン片手に夜の街に変わらず繰り出したものだ。翌日午前中なんとか出社しても声はガラガラ、二日酔いで使い物にならず「🎵 毎日会社に来てもデスクにじっとしてるだけ、居眠りしながらメクラ判、それでも社長になった♭」と植木等の無責任一代男の歌詞をつぶやいていたりした。働き方改革なのかIT化なのか今の部課長など中間管理職はプレイイングマネージャーとやらで実務に追われて大変らしく、その点良い時代にサラリーマンだったなあと我が僥倖を噛み締める。
もう一つ、この時期の恒例はクリスマス用のCDを出してくることだ。増えたCDを狭いマンションの収納棚に収めるのが難しくなったので、たまにしか聞かない音楽はケースにしまっており、12月で町にクリスマスツリーを見かけるころに、毎年クリスマス音楽のCDを取り出すことになる。その中でも永年聞いているのが1960年代にNHKで連続放送されたショーですっかりおなじみ、アンディー・ウイリアムスのクリスマスアルバムである。毎年年末には、彼の甘い歌声の「ホワイトクリスマス」や「ブルークリスマス」などを聞きながら、その年一年の出来事を振り返ってみる。そういえば昨年の末にはピンピンしていた母が今春急逝し、この年末年始にはもういないと思うとちょっと心に穴が開いた気もする師走である。
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