飛鳥Ⅱ2020年世界一周クルーズ・説明会
先日、目黒にあるJTBクルーズ本店で飛鳥Ⅱ2020年世界一周クルーズの説明会があった。冷やかし半分で会場におもむくと我々を含め16名ほどの参加者で、平日の日中にも関わらずまだ現役世代とおぼしき若い人たちも出席している。冒頭、2018年以来2年ぶりに催行されるワールドクルーズだが、世界一周する旅は飛鳥Ⅱの諸クルーズの中でももっとも人気の高いもので、発売と同時にすぐにキャビンが埋まることが予想されるとの説明である。考えてみればJTBだけでこの説明会を日本全国20数箇所で行うので、一社だけの顧客で数百人が興味をもっていることになる。多くの旅行会社が同じような説明会を開いているから、それだけで飛鳥Ⅱの乗客定員700名をかるく超えてしまいそうだ。
JTBの説明によるとワールドクルーズ参加者の平均年齢は約70歳、初めて船旅をする人が20%もいるし、スタビライザーもあって揺れないから安心してお申し込みを、と云うことだ。たしかに私達が船内で貰った資料によると、南極・南米ワールドクルーズこそコースが特殊で初乗船者が14%と少なかったが、オーソドックな西回り世界一周だった2018年は26%が初乗船で、船旅経験の有無に関わらず「いつかは船で世界一周を」と思う人が多数参加していたことが判る。一方で船上で知り合った人たちの中には「長いクルーズは全部予約を入れるように旅行社に頼んでいる」などというツワモノもいた。概して世界一周などの長期クルーズに幾度も参加するのはオーナー企業をリタイアした元社長や元病院院長などが多いという印象を受ける。
こうして2020年のワールドクルーズの説明会に来たものの、実際に乗船に向かってアクションを起こすかというのは別問題だ。それでも 「キャンセル率は40%、キャンセルしても料金を取られるのは11月初めからだからとにかく予約だけはして下さい」 と薦めるJTBの言葉に乗ってとり合えず申し込み書に名前を記載しておくことにした。「また行くの?」という周囲の顰蹙の声が聞こえそうだが、私の病後経過も順調のようだし、周囲に死にそうな人もいないから「夢よ、また一度」である。考えてみれば今年の”サンプリンセス”の世界一周クルーズをキャンセルしたことから、キャンセルすることの抵抗感もやや薄らいだ。新入社員の時に関わったインドの鉄鉱石の積み地ゴアに寄港地するのも良いし、それまでダンスのレッスンを続けると云うポジティブな気持ちをキープするためにも、2020年の飛鳥Ⅱ世界一周を一つの目標とすることにしてみた。もっとも前回より一段と高くなった料金がとても気にかかる点ではあるが。
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