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2018年11月 4日 (日)

60周年記念 入間航空祭

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昨日は航空自衛隊入間基地創設60周年記念の入間航空際に行ってきた。池袋や新宿から西武線で60分、入間基地はわが国の中枢部を守る中部航空方面隊司令部があり、日本の防空や輸送活動の拠点として重要な役割を果たしている。緑多き入間には、もともと旧陸軍の航空士官学校があり、戦後アメリカ軍の接収が終わったあと、1958年に自衛隊の基地となって今年でちょうど60年目になる。入間基地は4,200人が働く空自最大の基地だそうで、ふだんは輸送機中心に活動が展開されているが、この日は新鋭F-2や主力F15イーグル、それにお祭りの目玉、松島基地のアクロバット飛行チーム、ブルー・インパルスなどがやってきて基地内は華やかな雰囲気となる。


南からの微風が頬を撫でる秋空の下、広大な基地に入り午前中は警備犬の訓練展示、陸自空挺隊のパラシュート降下やT-4練習機の編隊飛行披露などに見とれているうち、あっという間に時間がすぎる。会場を埋め尽くした入場者は19万人との事で、中くらいの規模の都市一つがすっぽりと入ったことになる。基地内はどこも大勢の人波なのだが、その割にはみな秩序正しく整理の隊員の指示に整然としたがっているように見える。群集と言えどもミリタリー好きは何か他のイベントのそれとは少し違うような気もする。そういえば25年前ほど前に、アメリカ海軍のブルーエンジェルスのアクロバット飛行隊をシアトルでみた事があったが、その時は夏のお祭り”シーフェアー”のイベントの一つで、今回のような広大な基地の上空で、縦横に繰り広げられるブルー・インパルスのアクロバット飛行に一段と期待が高まるのであった。


昼過ぎ、大観衆の前を飛び立つ6機のT-4によるブルーインパルスは、青白に塗りわけれれたチームカラーで機体が青空に映え美しい。40分以上に亘って上空で繰り広げられたのは、6機全体の集団アクロバット飛行のほか、5機・2機・単独機などによる変化に富む各種の展示飛行で、集まった大観衆からは歓声と拍手が沸きおこる。急降下からの機体の引き起こしはコンマ数秒でも判断が遅れれば大事故になるし、2機による真正面からのすれ違いは、綿密な打ち合わせがあるにしても最後はパイロットの技量なのだろうとハラハラ・ドキドキの連続である。おりしも会場にはかつてのトムクルーズ主演の映画「トップ・ガン」の音楽が流れていたが、画面とは違う本物の迫力を堪能できた一日だった。興奮冷めやらないまま帰途する車中では、自衛隊の存在と役割をきちっと担保すべく、早く自主憲法を制定する事が大切だとあらためて思っていた。

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