飛鳥Ⅱ 2018年世界一周クルーズ終了目前
ワールドクルーズの場合には横浜からの乗船者が同じ料金で神戸まで行けるという特典を利用して我々は神戸で下船する事にした。そうして1日延び103日間となった2018年飛鳥Ⅱ世界一周クルーズもいよいよ下船が間近になった。本船位置を知らせるキャビンのテレビ画面の左隅に日本列島が表示されているのを見る度に寂寞間が湧き上がってくる。桜のニュースを後に出発し梅雨も明けた頃に帰るこのワールドクルーズ、私にとっては総じて大変楽しく思い出深い旅だったといえる。
まずミコノス島に上陸する日こそ荒天で抜港になったものの、それ以外は時化の日がとても少なかったのが良かった。もっとも揺れないおかげでダンス教室のレッスンが予想以上に進み、何とかついていった中・上級ダンスクラスでは知らないステップに面食らう事も多かったものだ。長さ200米、巾30米の空間で700名の乗船客が生活を共にする訳だから中にはエッと思うような人もいたが、逆に今回もまた帰国後も会える友人ができたのも嬉しい。オマーンやスペイン、グアテマラと初めて訪れた国も印象深い。
なにより小久江船長はじめ運航スタッフ・ホテル部門スタッフ全員が毎日毎日、乗客をいかに楽しませるか、最大限の工夫を凝らしている事が伝わってきたのが嬉しいクルーズであった。思い起こしても予定の寄港地の他に船長の判断でカプリ島やアマルフィ(イタリア)、ジャアンツコーズウエイ(北アイルランド)、ナパリコースト(ハワイ)などの名所のほか、カーリングストーンの産地アルサクレイグ島(スコットランド)、スターウォーズのロケ地スケリッグマイケル島(アイルランド)などに最大限近寄ってくれたのに感激した。そのほか様々なイベントで船内を盛り上げてくれた若いエンタメクルーにも感謝である。神戸で下船してもしばし虚脱感に苛まされそうな気がする下船三日前である。
世界のカーリングストーンのほとんどを産出するアルサクレイグ島
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今夕75年体育会同期会でD夫人と久しぶりにお会いしました。
「無事に戻ったら挨拶しろ〜!」って傳えてくれろってことでした。
今日あたりお戻りか、それとも京都ご滞在とか?
来たる15日は日吉で同志社戦らしいです。よろしかったらどうぞ (^_^)
投稿: こうが | 2018年7月 5日 (木) 22時48分