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2014年11月13日 (木)

大阪マラソン2014

20141027

という事で10月26日(日)は有馬温泉から神戸電鉄、阪急電車を乗り継いで、大阪マラソン2014に出場する義弟を応援する為に御堂筋にやってきた。当日は気温が20度以上に上がり、ランナーにとってはかなり暑い天気だが、応援する立場からすればうららかな秋の日となって、沿道で選手を待っていても気持ち良い。義弟には地下鉄を乗り継いで本町15キロ、大国町25キロ、最後に南港口35キロ地点で応援するからとあらかじめ伝えてあったものの、川の流れの様に押し寄せるランナーの中から一人で特定の人物を探しだすのは至難の業である。


この大阪マラソンでは”ランナーズアイ”という主催者のサイトで、目指す選手の5キロ毎の記録がチェックでき、随時相手がどこを走っているのかが即座にわかる事になっている。で当日はスマホでこのサイトを検索したのだが、皆がアクセスしているためか反応がすこぶる鈍くほとんど役立たずの状態であった。廻りの観衆に聞いても「これ、ぜんぜんアカンですねえ」と皆、応援する相手が今どこにいるのかメクラ状態で沿道に立っていたのであった。これではよほど前もって会える地点を打ち合わせしておかねばならないが、何せ私も義弟も大阪には土地勘がなく、『○○町の電気屋の前』とか『地下鉄××駅の△出口前』などと邂逅場所を事前に決定できなかったのが怨めしい。


もっとも目印に持参した旗を振って義弟を待ちつつ走ってくるランナー達の怒涛の流れを見ていると、「あんた達が主役」との思いが込み上げてきて、徐々に見ているより主役の側に行きたくなるのが走る者の習性だ。フルマラソンに出るたびに「もうこんな馬鹿馬鹿しいものは今回で最後にしよう」などと毎回思うのだが、他人がやっていると自分も参加したくなるのである。トップグループの後にはマリオや白鳥、スパイダーマンなどの衣裳のランナー達がやってきて、「頑張れ~」と声をかけると、一様に「おお」「ありがとう」「やりますよ」等と返事があるのも嬉しい。


大勢の中からお互いやっと見つけだした応援の甲斐も少しはあってか、暑さの中で義弟は自己セカンドベスト、3時間半ほどの記録でゴールできたようだ。まずまずである。それにしてもこうやってもっぱら沿道で応援する立場になってみると、マラソン大会とは警察や消防、競技役員の他、多くの補助員やボランティア、それに沿道の応援でなりたっている事が実感できる。そして皆に支えられながら、天下の公道を借り切って堂々と走れる事は何と幸せな事なのか、またそのうちフルを走ってみようかとの思いがホンの少し心に湧いてきた大阪マラソン2014だった。

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コメント

兄上、その節は応援ありがとうございました!!不馴れな土地でのマラソンで不安いっぱいでしたが、兄上の応援ポイント、15キロ・25キロ・35キロを励みに走れた結果、今シーズンベストで完走することが出来ました!!
今後ともご指導の程、宜しくお願い致します。
今からエントリー出来るフルマラソンとして、来年4月の霞ヶ浦マラソンがありますが、一緒に走りませんか…!?(笑)

院長先生

お疲れさまでした。ちょっと不満でしょうが、あの暑さの中でまずまずの記録だったのではないでしょうか。

あの時はこちらも走りたいものだと思い、今こうして冷静になってみると、やっぱりフルは冗談じゃないとも思い・・・・、うーん、やはりマラソンは魔物ですね・・・・。

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