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2014年7月16日 (水)

飛鳥Ⅱ 2015-16年世界一周クルーズ(南極南米ワールドクルーズ)

20140716ii

 

飛鳥Ⅱの2015-2016年ワールドクルーズのパンフレットが先ごろ届いた。といっても今回は地球を東から西へ一周ではなく、南太平洋からケープホーンを通り南極圏を航海した後、南米大西洋岸を北上しパナマ運河を通って太平洋に帰ってくる100日間のいわば南北世界一周航路である。地球の南の方の国や島はおおよそ世界どこに云ってもそう大して雰囲気に変わりがない、などとひどく雑把な印象(偏見?)を持っている私からしてみると、大枚をはたくにはいささか躊躇する航程なのだが、父親の転勤で子供の頃にブラジルで過ごした妻はやけに前のめりでこれにはちょっと狼狽する。

で、一応、妻の手前は詳細にこの”南極・南米、世界一周クルーズ”のパンフレットを眺めてみようと云う事にした。たしかに南の国々と一口に云っても、ラバウルなどは日本人として是非とも訪れたい場所だし、イースター島にあるモアイ像も生涯で一度は見ておきたい気がする。材木の仕事でしばしば訪れたオークランド(ニュージーランド)はとても懐かしく、その他に出張で行ったチリやアルゼンチン、カリブ海のキュラソー島などもう一度行っても良いような気が何となくしてきた。妻はかねてから子供時代を過ごしたブラジルのサンパウロにノスタルジックツアーに行きたいとよく漏らしていたので、このクルーズで行ってしまえば将来の出費がセーブできると傍らでなにやら一人ブツブツつぶやいている。

と云ってもパナマ運河ももう何回も通ったし、アカプルコやホノルルも2011年の飛鳥Ⅱ世界一周で寄港したばかりだから、南米大西洋岸のコロンビアあたりで途中下船して帰ってくるという手段もある事はある。外国船による世界一周クルーズでは、ぐるっと完乗するより好きな部分だけを楽しむ人達がかなりいるそうだが、そうすると船内でせっかく仲良くなった友達と途中で手を振って別れてしまうので味気ないし、何より1泊あたりの値段は通しで乗らないとぐんと割り高になるに決まっている。

パンフレットを眺めていると妻の思う壷か、ちょっと行ってみたい気持ちが湧き上がってきたものの、人生すべからく先憂後楽すべし、倹約を旨とすると云う想いも脳裏に去来する。一方で体が元気で環境が許すならば、遊べる事は出来る時にやっておけという考えも浮かんでくるが、その時は金のかかるクルマは手放すか等と一介のサラリーマンの私は青いパンフレットを前に逡巡するのである。究極のディスティネーション、南極クルーズは単独でも日本から行くと約200万円だそうで、それを考え、かつ飛鳥Ⅱならば決しておかしな金額ではないが、ウムムム・・・・・。

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船・船旅」カテゴリの記事

コメント

Bulk carrier様
先日、奥さまのブログ(と申すには、完璧な乗船記)を拝見しておりましたら、トップページに、さりげなく南極南米クルーズのボタンができており、!!!と思って記事を検索させていただいたところ、昨年のこの記事を見つけた次第です。拝読させていただく楽しみが増えたので、思わず書き込みさせていただいた次第です。

まろんの父さま

妻のホームページやこのブログを見ていただき、いつも本当にありがとうございます。

そうなのです。思い切って南極に行くクルーズに参加する事にしました。ただ会社にはまだ言っていないし、これから実現に向けて、いろいろやらねばならない事もあります。

でも元気なうちにできる事はやってみようと、妻に尻をたたかれながらも楽しみにしております。

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