浜離宮恩賜庭園
初夏へ向かうこの時期は外に出るととても心地良い。会社の昼休みにはオフィスに居たり、食べ物屋に行くより太陽の下に出たいという誘惑にかられ、ぶらぶらと浜離宮まで歩いてみた。浜離宮は徳川将軍家の鷹狩り場に造られた海に面した大名庭園で、六代将軍家宣の時代に将軍家の別邸になったと云う。明治維新後は皇室の離宮だったが、第二次大戦が終わり東京都に下賜されて一般公開される様になり、現在は国の特別名勝、特別史跡に指定されているそうだ。
東京にも幾つか有名な公園があるが、有料の公園(浜離宮は300円)などはそこに行くという明確な目的がなければなかなか訪れるものではなく、実は私もここに来たのは2度目である。面積が25万平方米と日比谷公園などより一回り大きく広々としているうえ、海水を取り入れた汐入りの池、再整備された鴨猟の場などの他、ボタンやフジの花が今を盛りと咲いていて昼の散策にはうってつけである。ポイントとポイントの間は雑木林で仕切られ、築山がところどころ点在する変化にとんだ景色が目を楽しませてくれる。
園内の売店では飲み物の他、おでんやおにぎりも売っているので簡単な昼食ができるが、外から弁当を持ち込んでも良く、昼休みにはのんびりと昼食をとっている勤め人がちらほら。もっとも入場料がかかり、最寄の新橋駅からちょっと離れた場所のため、都心にありながら園内が閑散としているのだが、それがかえって非日常で気持ち良い。前には東京港、振り向けば汐留の高層ビル群と、緑と大都会が混在したちょっと異次元の空間である。売店で買ったおにぎりを食べ、広い庭園をあちこち歩いているうちに昼休みの時間はとっくに過ぎ、あわてて会社に戻ったのだった。

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