たけのこご飯
週末は肌寒い曇り空だったが、この時期は毎日のように陽が伸びて気持ち良い季節でもある。会社を早めに退社すると外がまだ明るくなぜか得をした気になるし、ビールも一段と美味く感じる候である。といっても夏になれば汗をかいた後はビールがうまいと言い、秋は秋で天高く酒が旨いと感じ、冬になっても「熱燗の前にとりあえずビール!」という事で「飲める飲める飲めるぞー、酒が飲めるぞ」と、若者の様に一年中”プシュー”と缶ビールのプルトップを抜いている私である。
さてスーパーに行くと今年はなぜか国内産のたけのこが豊富で安い。国是として反日教育をする中国のものは工業製品であろうと食品であろうと極力買わない事にしているから、缶詰のアスパラガスなどを食べようと思うと(私はビールのつまみにサラミソーセージとアスパラの缶詰を時々無償に食べたくなる)、中国産の2倍以上するものを買わなければならないが、今年のたけのこに関して言えば中国産でなく、国産のものが安く出回っていて嬉しいものだ。
という事で昨日の夕食は、妻にたけのこ飯を所望して味わう事にした。日本の食卓には四季それぞれに旬があって嬉しいものだが、たけのこの漢字「筍」は旬の字に竹冠の通り正に季節の味である。日曜の午後、恒例のジョギングをし風呂上りにビールをちょっとひっかけた後に、ほかほかの新鮮な鹿児島産たけのこ飯が出てくるとたまりません。普段は夕食のご飯は一膳しか食べないのに昨日は三杯もお代わりをしてしまったが、このたけのこという野菜は低カロリーに高蛋白だそうで、おこげまで充分に堪能したのであった。
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