靖国に参拝する
会食で外出した際に九段を通ったので、ちょっと寄り道して靖国神社にお参りに行った。今年の元旦も石垣島に行って靖国神社には初詣に行かなかったので、新年初めての参拝である。うす曇で北風が吹き抜ける境内は、お参りする人もそう多くはないが、それが却って身が引き締まる様で気持ち良い。
本殿に赴いてお参りしようとしていると、私の前に立っていた白いワイシャツ姿の男性が、あまりにも見事に2礼2拍1礼で祈りを捧げている姿にしばしば見とれる。寒いのにワイシャツだけでジャケットも着ていないのは、昼休みを利用してきた近所のサラリーマンかもしれないが、年齢もまだ40歳くらいに見えるのに一人でやって来て、この様に礼儀正しく参拝するとは、この国もまだまだ見捨てたものではないと感動する。
彼に習って私もゆっくりと大きく手を打ち、しばしこうべを垂れていると国民の義務を果たした様な気持ちになるのは不思議である。色々議論のある事は承知の上であるが、「 靖国で会おう 」と言って散っていった我々の先達が、今の日本の礎を築いた事は間違いない事で、こうして靖国神社にお参りに来て英霊に思いを馳せると、何故かすがすがしい気持ちになるものである。
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