慶法3回戦
今日、神宮球場で行われた東京六大学野球リーグ戦の慶法3回戦は、慶応が3投手のリレーで法政を完封し、2つ目の勝ち点を挙げたそうだ。今季のリーグ戦は早明法の3校が強いと云われていたが、オープン戦の成績を見ると、慶応はリーグ戦の経験の少ない若いピッチャーから軸になるものが出てくれば、そこそこやれるのではないかと思っていた。その思い通り先週の東大戦でノーヒット・ノーランを成し遂げた竹内(2年・中京大中京)に加え、大器と云われていた福谷(2年・愛知横須賀)が一本立ち。1年生の山形(土佐)もリリーフで好投して、法政のドラフト候補・加賀美(4年桐蔭学園)に競り勝ったのは立派だった。
中でも福谷は理工学部ながらとても下級生とは思えない、昔の野球少年さながらのガキ大将の様な面構えで迫力満点。何でも高校卒業時にプロ希望だったが、ドラフトで指名されなかったら慶応に行くといって周囲を驚かせたそうである。昨秋のリーグ戦で一度その投球を見た事があるが、140キロ台後半のストレートは重そうで、慶応には本当に久々の右の本格派といえよう。
さてハンカチ齋藤主将が率いる早稲田は、今節は明治に連敗で勝ち点を失い一歩後退してしまった。どうやら序盤戦の戦いぶりからは明治の力がやや抜けている様にも見えるが、まだ春季リーグ戦はこれから。最近は野球部を強化している立教も侮れないし、早法が勝ち点を落としてますます今後の展開から目が離せなくなってきた。とにかく春や秋の週末は、行事が多くてやる事が多いのに、また今年も野球をフォローしなければと嬉しい悲鳴の春季リーグ戦である。
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