日比谷公園のみどり

昼休みは日比谷公園に行く。そう云えば昼休みなどと云って、優雅に皆が一斉に休むのはアジア系民族の特徴だろうか。ヨーロッパではちょっとした職場にはカフェテリアがあったりするが、アメリカはよほどのオフィスでないと社員食堂の類はない。昼飯を食べる人もいれば、食べない人もいる。りんごをかじっていたり、ハンバーガーやサンドイッチをちょっとした街の階段やベンチで食べている人もいる。12時きっかりに昼の食事というより、むしろ仕事優先で、空いた時間に食べているという感じだろうか。
もう随分前になるが、アメリカ駐在の辞令が出たとき、先輩達からは「昼はブラッディーメリーを飲んで、ゆっくり食事に2時間はかけるものだ」と聞いていたのだが、実際その当時の西海岸でも昼の会食にアルコールを飲むのはむしろ少数派になりつつあった様だ。その代わり山盛りのシーザーサラダにチーズ入りのドレッシングをたっぷりかけて、それだけでランチのメインにしている人が結構いた。あれだけドレッシングをかけるならむしろカロリーは多すぎるのだろうな、と冷ややかに見ていた事を思いだす。その点ヨーロッパでは今でも、ランチにワインを飲む人の割合も高い様で落ち着いた伝統を感じる。
日比谷公園の事から何も考えずに書き起こしてきたら、なぜかアメリカの事に腹が立ってきた。テロとの戦い、などと世界中が狩り出されているが、本来はイスラム等とアメリカ(およびその傀儡)の間の問題じゃないか。今回のサブプライム問題も、アメリカが一人で世界を巻き込んで混乱を起こしているわけである。日本の次に好きなアメリカではあるがこの国が建国されていなかったら、世界の地図は今頃どうなっていたのだろうか。もちろんコカコーラもハリウッドもなく、自動車の社会も今とは随分違っていただろうが、世界はもっと穏やかな社会になっていたかも知れない。米国の功罪を時々考えるのだが、持っている株がアメリカのせいで半分になってしまうと、思わず罵りたくなってしまった。
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