今年の夏は忙しい
贔屓をしているチームが勝つと嬉しい。負けると悔しいがその時は「もうこれで今年はこのチームの応援に時間を割かれる事もないので、安心して仕事や他の事ができる」と負け惜しみとも、気分転換とも言える言い訳を考えるのである。
今日の全国高校野球選手権大会の北神奈川大会決勝は、慶応対東海大相模。準決勝の対桐光学園戦を暑い中、仕事の都合をつけて(まあさぼって)慶応高校の応援で横浜スタジアムまで駆けつけたものだから、今日はTVを通じて応援、と決め込んだ。ゲームは二転三転、最後まで緊迫した目を放せない素晴らしい内容だったが、延長の末、最後に勝利の女神は慶応高校に微笑んだ。
敵ながら東海大相模のエースピッチャーの大城の奮闘には目を奪われた。肩で息をするというのはああいう事を事言うのだという様に最後は精も根も尽き果てていたが、その鬼気せまる投球を見ると感激して涙が出そうであった。また敵主将大田のキャプテンシーからは、このチームは大田を中心にここまで成長してきたのだな、という事が感じられた。特に太田君は、その強打だけでなく、面構えと言い(私には青田赤道そっくりに見えたが)、そのたたずまいと言い、いつも「人の中心」に居る、ちょうど昔のガキ大将の様な大変印象に残る選手であった。この後進学するのせよ社会人かプロに進むにせよ、その動向は長く気になる様な選手だろう。
さて本番、甲子園では8月5日(火)に初戦・松商学園と対戦すると言う。今度も仕事の都合を無理やりつけて、センバツに続き甲子園まで応援に行きたいところである。
まあ今回は上の言い訳は使わなくて済んでしまった。で、仕事をさぼっって野球の応援に行く時の言い訳は「仕事はいつでもできる、が今年の甲子園は二度と来ない」となる。さあ、今年の夏もいろいろ予定が入って忙しくなってきた。
時間が比較的自由なのは自営業のメリットである。
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