新聞を読もう
今日取引先のある若者から相談を受けた。彼は今までレストランなどの接客の仕事をしてきて、海運界に中途で飛びこみ一年、まだ修行中の身だが、あまりにもわからない事が多くて何から手をつけて良いかわからないと焦っている。一方上司や周囲からはもう一人前になっただろうと期待もされるが、それが辛いらしい。
どの業界でも勉強や苦労はあって、一人前になるのは大変な事だ。その中で今までB to C(一般顧客対応)の仕事をして来た若者が,B to B(法人相手)なかんづく重厚長大産業に入ってくると、用語や仕事の流れ、書類作成含めすべてがそれまでとかなり違って、戸惑いもまた別のものがあるらしい。この世界には「マニュアル」もないし、現在のIT世界とも一線を画している部分があるのは確かだ。
社会経験が浅く、真面目な若者が、マニュアルもない世界で周囲から早く一人前になれとプッシュされたら、これは重荷かもしれない。
「ところで君は新聞を取っているか?」と私が聞いたら「ネットのニュースですませている」という案の定の答え。
「一般紙一つを自宅で明日から購読する事。経済紙を通勤途中に必ず目を通す様に。勉強はまずそこから。」
というのが今日の私から出来るアドバイスだった。
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