これから武漢ウイルスと呼び続けよう
乗船予定だった飛鳥Ⅱの2020年世界一周クルーズが中止になり、取り敢えず代わりになるものとして申し込んでいたにっぽん丸の「飛んでクルーズ沖縄」も催行中止になってしまった。日本船だけでなく世界中でクルーズ船の運航が難しくなって、個人的には余ったエネルギーをどう使うかに心を砕く日々だ。この機会に中国人や韓国人が消えてゆっくり見物できる京都や奈良観光に出かけるか、はたまたフェリーを乗り継いで日本一周してみようかなどと計画を練り始めているところだ。クルマの調子が悪っかたので世界一周クルーズから帰国した7月に、バッテリー充電と一緒に直そうかとディーラーと話していたのも、予定を変えて急遽修理に出すことにした。それにしてもインフルエンザよりも感染者が少なく、普通の若者なら感染しても軽症にとどまると云うから、センバツ高校野球までやめる事はないじゃないか、と思うが、今回は「罹るのは自己責任」と言っておられず、被害者がただちに加害者になってしまうのが恐ろしいところだ。
都内ではあちこちの会社で在宅勤務が始まっており電車がすいている。銀座通りはこの騒動の前は中国人の団体でごった返してまっすぐ歩けなかったが、かつての人混み程度に落ち着き「ギンザ」という風情が戻ってきた。皇居周回ジョギングコースは、欧米人と違って人の気配にうとい中国人団体が大声で道幅一杯に広がって歩き、ところどころ走るのもままならなかったが、最近はスムースに走れるようになったのも思わぬ余波だ。接待用のレストランは予約なしに飛び込んでもだいたいあいているし、公園からは長期休校になった子供たちの声がこだまして、町がいつもと違った風情なのも面白い。とはいうものの急遽在宅勤務を導入した多くの会社は、自宅に居ても通常と同じ対応をしますとしているが、ペンディングになっていた事項に対して進展の提案をしても返事が来ずで、その影響は小さいとは云えない。
SARSなどいくつかの疫病に続き、今回も中国起源の感染症が世界中で猛威をふるうことになった。まことに迷惑な話である。中国の統計数字などは到底信じられないが、ようやくこの騒動も一応彼らの国内では感染の勢いが一時ほどではなくなってきたと伝えられる昨今だ。こうなると中国は自国の強権的な対策を自賛し、あろうことか今回のは「日本型ウイルス」であるとか「ウイルスは米軍が武漢に持ち込んだ可能性がある」などとデタラメを発信し始めたそうで、彼らは世界に迷惑をかけたなどと露ほども思っていないのだろう。嘘も100回繰り返せば本当になると云われるから、これからも中国は被害者であり感染を効率よく抑え込んだなどという与太話を世界で拡散して行くことだろう。この調子で彼らは「天安門事件」はなかったことにし「南京大虐殺」があったと歴史を改ざんしてきたわけだ。日本もアメリカのポンぺオ国務長官に倣って、これから武漢ウイルスと呼び続けることが事実改ざんを許さぬために必要である。愉しみが武漢ウイルスでなくなった者の恨みぶし。
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