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2024年3月 9日 (土)

飛鳥II 常夏のグアム・サイパンクルーズ乗船 (2)

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入出港時、ウイング上で見物客に気さくに対応してくれる小久江船長

10日間と云う久しぶりに長め、それも外国人クルーを起用することに起因する対組合対策の韓国ワンタッチ寄港などではなく、海外が目的地である本来の海外クルーズにやっと行くことが出来た。思い起こせば予約していた2020年の世界一周クルーズが、武漢ウイルス騒動でキャンセルになって以来、4年に亘る感染症対策と称する泥沼が続いたが、それも去り、いまクルーズの日常が漸く戻って海外に船で行けるようになったことがとても嬉しい。久しぶりに再会した船友とカタフリ(船乗り用語で船上での会話のこと)をしていたら、この後に続くA-styleクルーズに連続乗船すると言う人もちらほら数名。それを聞いて、少なくともあと2~3日はこのまま乗っていたいという気持ちが湧いてきた。その未練を断ち切り自宅に戻った昨晩は、風呂に入ればお湯が揺れており、今日も椅子から立ち上がる時などいまだに陸酔いを感じている。


一言でいえば、3か月のドックを終えて、飛鳥Ⅱはとても良くなったと感じる。赤錆が目立った外板がきれいに錆落としがなされたのもそうだが、なによりネット環境が大幅に改善され、陸上にいるのとほぼ変わらずサクサクと通信が出来るようになったのが嬉しい(IT主任の妻の言)。今回利用したDバルコニーでは、毎日1時間 x 12回無料でネット接続、実際にはほぼ無制限で使い放題のような感覚である(ただし1時間経つと接続が切れるので再接続する必要はある)。自営業者としてまだ細々と仕事を継続している身とあって、連絡先とのメール交信が適宜必要なのだが、それを欠かすことなく船上(しかも室内)でできたし、確定申告の時期で税理士との連絡も問題なくこなせて一安心であった。飛鳥Ⅲが来年就航したあとしばらくは併存させるものの、飛鳥Ⅱは遠からずリタイアするのだろうと思っていたが、このリニューアルを見て郵船クルーズはまだまだ本船を現役で使い続けるつもりだということがわかった。


かねてより問題の本船のエンジン(変圧機)もやっと修理がなされ、久しぶりに15ノット以上の航海ができるようになった。もっとも4月3日より始まる「飛鳥Ⅱ2024年世界一周クルーズ」においては、郵船クルーズから 「主発電機(エンジン)の一部に不具合が生じている事を確認し、修繕の対応を進めております。…寄港地間によっては必要な速力が確保できないことにより、クルーズスケジュールに支障をきたす可能性がありますことから横浜・神戸の出港時間、ならびに一部寄港地の入出港時間の調整を行いますことを決定いたしました。」と突如3月6日に発表がありびっくり。この「常夏の島グアム・サイパンクルーズ」では、この後の世界一周航海を前に、久しぶりの米国寄港に備え安全・衛生基準の確認のほか、換装したエンジンの外洋での試験が行われたとみられるが、どうもエンジンの方はまだ完全復活とはいかないようだ。世界一周クルーズでは横浜をはじめ一部の寄港地で出港を早め、次の港の到着時間を遅めにするのだろうが、今年の世界一周はただでさえ少ない寄港地なのにその滞在時間さえ減ってしまいそうだ。


さて永年本船の指揮をとってきた小久江船長は、3月半ばを以て船長職を離れるとフェアウェルパーティーで挨拶があった。思い返せば、2011年の世界一周航路に彼がスタッフキャプテンとして乗船して以来、幾たびか小久江船長率いる飛鳥Ⅱに乗ることができたのは幸せであった。丁寧な航海情報のアナウンスとともに、クルーズ船の船長として出来る限り名所に近寄って乗客を喜ばようという操船ぶりには大いに楽しませてもらった。今回のクルーズでも孀婦岩、鳥島、硫黄島、小笠原などへ最大接近して詳しい解説を聞けたし、帰路の洋上でも”にっぽん丸”との邂逅を企画し、終日航海日を盛り上げてくれたことに感謝である。2018年の世界一周クルーズ中に7デッキをジョギングしていた際、エクササイズを兼ねて船内見回り中の小久江船長と立ち話を幾度もしたのは我が良き思い出。ビスタラウンジ前のデッキからブリッジのウイングで操船機器を操る小久江船長と毎回のように言葉を交わした妻は、「小久江キャプテンもいなくなっちゃうし、飛鳥Ⅲになったらウイングも覆われて上から声もかけられないから、見学は潮時なのかも」と寂しそうである。

洋上での”にっぽん丸”との邂逅
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コメント

この様な書込大変失礼致します。日本も当事国となる台湾有事を前に 日本の国防を妨げる国内の反日の危険性が共有される事を願い書込ませて頂きます。

今や報道は無法国の代弁者となり、日本の国益は悪に印象操作、反日帰化の多い野党や中韓の悪事は報じない自由で日本人の知る権利を阻む異常な状態です。

世論誘導が生んだ民主党政権、中韓を利す為の超円高誘導で日本企業や経済は衰退する中、技術を韓国に渡さぬJAXAを恫喝し予算削減、3万もの機密漏洩など数知れぬ韓国への利益誘導の為に働きました。

当時の売国法に未だ後遺症を残し、今も内から中韓化侵略が進む中、再びメディアに踊らされ国を失わぬ為に、各党の方向性を見極め、改憲始め国の強化と成長が不可欠です。
しかし必要なのは、日本人として誇りを取り戻し 掛替えない自国を守る意識だと多くの方に伝わる事を願います。

akiさん

コメントありがとうございました。

>今や報道は無法国の代弁者となり、日本の国益は悪に印象操作、反日帰化の多い野党や中韓の悪事は報じない自由で日本人の知る権利を阻む異常な状態です。

まさにakiさんの云われる通りです。今回の旅でグアムにて戦争博物館を訪れました。グアム島の歴史の中で、1941年から1944年までの日本統治時代が極めて酷い圧政の期間だったかの展示で驚きました。米国がそれを開放したとの内容ですが、実際には1944年の米軍上陸作戦の際には日本軍の戦死者に較べて、現地チャモロ人の死亡者は僅か。日本軍が彼らを盾にしなかったことが分かりました。展示はまさに戦勝国の史観で構成され、WGIPの一環であることを痛感しました。

ここを修学旅行で訪れた日本の高校生が見学していました。まだ若い彼らはこの米国のWGIPプロパガンダに洗脳されることでしょう。戦後80年、WGIPからの脱却が急務だと思います。

>再びメディアに踊らされ国を失わぬ為
メディア業界はシナ人や朝鮮人の巣窟と云えるでしょう。ネットの普及により彼らがこれまで如何に自分たちの都合の良いように報道を繰り広げてきたかが明らかになってきました。

>日本人として誇りを取り戻し 掛替えない自国を守る意識だと多くの方に伝わる事
スパイ防止法の制定は急務です。
今秋にはトランプが大統領復帰の可能性も高くなってきました。自国優先、同盟嫌いのトランプを前に、日本は憲法を改正し自国で自国民を護る覚悟が求められていることは間違いありません。

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