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2022年3月17日 (木)

東京・大規模停電

20220317
昨晩の停電、右方向の地平線は真っ暗になった文京区方面

東北大震災から11年経過した昨日、また宮城県沖を震源とする震度6強の地震が発生した。東京でも震度4の揺れを観測したが、今回は周囲の誰に聞いてもスマホやテレビで地震の警戒予告がなかったと言っている。肝心の時に作動しない警報でこれから役立つのだろうか頼りないものだ。それはさておき昨夜の地震直後には都内はじめ関東一円で大規模な停電がおき、暫くの間、我が家から北の方角にあたる文京区一帯は、真っ暗の闇夜に覆われていた。2011年の東北大震災の折には計画停電こそあったものの、今回のように突如として電気がこなくなるような事態はおきなかったからこれは一体どうしたことだろうか。いずれこの停電の原因が発表されるのであろうが、日本では原発の停止や脱炭素化のために石炭火力発電所が削減され、そもそも電力供給がぎりぎりであるうえ、再生可能エネルギー送電などにコストがかかって幹線送電網が十分でないために停電がおきたのかと素人頭ながら考えた。


なぜこんなに電力供給がギリギリになっているかと云えば、原発が政治的な思惑によってその殆どが操業を停止していることが第一の原因である。そして地球温暖化などという怪しげな説の下で2030年までに50%近い二酸化炭素を削減すると国際公約し、二酸化炭素の排出量が多い石炭火力の発電所を減らしていることも綱渡り的電力供給の大きな要素である。左巻きの人たちは原発や火力発電を忌み嫌い、再生可能エネルギーと云われる太陽光や風力による発電をやけに持ち上げるが、お天気まかせの電力ではなんともならないのは、脱原発・脱火力発電に踏み切り再生可能エネルギーとロシアの天然ガスに頼ったドイツがいま窮状に陥っているとおりである。肝心の我が国における脱炭素目標についてもどうにも解せないことが多い。日本は人口がこれから減っていきサービス産業が主体となる国家である。エコである鉄道網も世界一発達している。二酸化炭素の排出削減義務などは、人口が多いまたは増加していく、あるいは工業化を進める国にこそより強く求めるべきであろう。また我が国は世界でも有数の森林資源を持ち、国土に対する森林率は世界のトップレベルを誇る。二酸化炭素を吸収する植物の分布面積がより少ない国により厳しい制限をかけるのが妥当だと考えるが、その辺りは国際的な基準作りにどう反映されているのか疑問に思う。


YOU TUBEでお馴染み、著名な工学博士である武田邦彦さんの説では、日本から出た二酸化炭素は上空の偏西風に乗って太平洋上に流れ出た後に洋上の雨により海水に溶け、それが海草や魚の食物連鎖に良い影響を及ぼしているとする。武田氏によると地球はいま寒冷期であり惑星誕生以来の歴史を見れば二酸化炭素は増えていない上、日本の二酸化炭素は世界の環境保全に役立っていると云うが、こういう説も一考に値するのでないか。他にも地球物理学者などから、地球温暖化説に疑義を唱える声が聞かれる。先に米国のトランプ大統領がパリ協定から離脱したことをとても興味深く見ていたが、アメリカよりも脱炭素化が進んでいる我が国が、自らの立ち位置とこれからの国益を考えるなら脱炭素の「まやかし」から距離をおくべきではなかろうか。国内で何か異変があった度に昨晩の様に突然大規模な停電がこれからも起こるのなら、さっさと原発を再開し、二酸化炭素削減などという目標は一切無視して化石燃料をもっとバンバン焚いたうえ、これらからの電力供給網を整備して冗長性を促進・確保すべしと暗くなった文京区の空を眺めながら考えた。

停電の地域と停電戸数
20220317_20220317133201

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