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2022年2月11日 (金)

膀胱がん+前立腺がん治療記 (その後)

20220211


同時に両方に違う癌がある人は珍しいと泌尿器科の先生に言われたが、その膀胱がんの手術より3年半、そして前立腺がんの全摘手術より1年半が経過した。先日は膀胱内視鏡と血液検査による半年ぶりの定期的な術後の経過観察検診があり、両方とも順調、問題なしとの診断を受けた。初めての人はだいたい皆、痛いといって怖がる膀胱内視鏡も最近はすっかり慣れてしまったし、PSA値もほとんどゼロに近いごく低値安定である。今回はなかったが時々下半身のCTも撮り、転移がないかを注意深く診てもらっているので、まずは一安心というところである。膀胱なのか前立腺なのかどちらが大きく寄与したのかわからないが、最近は夜間にトイレに起きることもなくなり寝入ると朝までぐっすりの日が多く、妻には「アナタ、本当に毎日良く寝るわね、まるで10代の若者みたい」と笑われる。


さて昨年の3月に膀胱がん+前立腺がん治療記 (6/6)で記したように、前立腺が無くなるとほとんどの人に尿漏れが起きるそうで、私も前立腺手術後は尿漏れパッドのお世話になる体になった。ただ毎朝起きた直後と毎夜就寝前に、お尻の周囲にある骨盤底筋群を鍛える尿漏れ対策の体操を5分程実施している効果か、日常生活においては尿漏れを気にするほどでなくなり、今は20cc吸収の少量用薄型パッドを一日一回取り換える程度である。男性用の尿漏れパッドは最大200ccから最小10ccまで多種あって、手術後はまず200cc用を試しに使ってみたのだが、時間の経緯と共に徐々に少量用で足りるようになってきたものである。ただこれまでパッドなどを使った経験がないので、入浴後パンツを換える際などに装着し忘れ、数時間後にふと気が付いてあわてて下着に沁みがない事を確認したりすることもまだしばしばある。


この男性用尿漏れパッドは、ブリーフ型の下着の中に付けて下さいと説明書きにあるものの、私はこれまで風通しのよいトランクス型デカパンを永年はいてきた。しかたなく手術後はブリーフを使用していたが、ぴっちりした形状のブリーフだと厚さ3ミリといえどもパッドが肌に密着し、とにかく股間が蒸れて気持ち悪いことこの上ない。尿漏れが徐々に収まってくるに連れ、やはりすっきりしたトランクス型の下着が恋しくなり、最近は術前まで使っていたトランクスを引っ張り出しては、無理やりこれにパッドをつけて使用する日も多い。パッドについている接着テープの効きはブリーフに装着する際より弱いものの、空間が大いにあるトランクス型の方がはるかに下半身の空調という点では快適である。肌に密着しないトランクスでも特に問題ないというところまで尿漏れは改善したと嬉しく感じるところだ。


といってもジョギングの際にはまだ尿漏れがある。これまで速足で歩くこととジョギングはそれほど肉体的に変わらないと思っていたのだが、走る行為は下半身が想像より強く上下運動して膀胱の周囲も揺さぶられるようだ。前立腺の摘出手術は比較的高齢者が多いためか、ジョギングが術後の尿漏れにどのように影響するかという報告は今までほとんどなかったそうで、主治医の先生は定期診察にたびにその具合を詳しく尋ねる。「一定のスピードで走り続けるよりも、交差点で立ち止まってまた走り出したり、走る方向を大きく変えたりする際にどうも尿漏れしているようです」などと説明するとなるほどとカルテに入力しているようだ。こうして半年ぶりの検診を無事終えるとホッと一息、学生時代に定期試験が終わったような気分がするのである。

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