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2021年9月 1日 (水)

半日鉄道プチ旅行 つくばエクスプレスと関東鉄道

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130キロで疾走するつくばエクスプレス、前面のガラスは逃げ切れない虫の死骸が多数付着

引っ越しも一段落、東京にもようやく秋の気配が漂う候となり、ちょっと鉄道に乗ってどこか郊外に出かけたくなった。ということで今回は筑波エクスプレスと関東鉄道常総線に乗る事にした。平日の昼過ぎ、テレワークの合間を縫って、あまり土地勘のない千葉県北部や茨城県南部への訪問で、半日鉄道プチ旅行もこれで7回目になる。2005年に開業した日本でもっとも新しい私鉄である筑波エクスプレスで都心から茨城県の守谷まで行き、1913年に開業した非電化の私鉄、関東鉄道常総線に乗り換えて取手へ、取手からJR常磐線で都内へ戻る約100キロほどの行程である。最新の鉄道とローカル鉄道の気動車を乗り比べるのが今回の小旅行の目的だ。

 

平日の昼下がり、つくばエクプレス始発の秋葉原駅は人出もまばら、まだ真新しい地下駅の構内で乗車したのはつくば駅行き各駅停車のTX-2000系電車であった。この鉄道は正式には「常磐新線」と呼ばれ、沿線の地方公共団体や民間企業が出資した第三セクター鉄道とのこと。なんでも今回の目的地である守谷までは直流、守谷以遠は交流電化という単一路線の鉄道として極めて変わった電化方式を採っており、乗車した2000系も交直両用車両であった。例によってかぶりつきに陣取り前を見ていると、都内は北千住と隅田川鉄橋付近を除きほぼシールド工法で掘られた地下の線路で、トンネル内はけっこうアップダウンやカーブもあって前方を凝視する我が視線も上下左右に忙しい。

 

綾瀬川を過ぎ埼玉県に入るあたりから周囲は徐々に緑が増え郊外の景色となっていく。線路は高架線となり電車のスピードもぐんと上がるが、新しい鉄道とあって道床は堅固で路盤状態は極めて良く、ガラス越しにみえる運転席の速度計は130キロあたりと関西のJR新快速なみになる。6両編成の電車は車掌もいないワンマンの全自動運転とあって、前を見ていても信号器や踏切の安全を確認する灯標などが一切なく、線路わきの標識は「速度照査」とか「B」(ブレーキ)ばかりで、この点では前面展望ヲタクにはちょっと物足りない。電車は疾風のように進んでいくが、平日の昼下がりとあって乗客は一両あたり数人で、線路わきの田園風景と相まって車内はのんびりしたムードが漂っていた。こうして新しい電車の雰囲気を味わううち、40分ほどで乗り換えの守谷駅に到着した。

 

ここで大正初期に開業した関東鉄道の気動車に乗り換えである。つくばエキスプレスが守谷から交流になることや関東電鉄が電化されないのは、茨城県石岡市にある気象庁地磁気観測所への影響を考慮したためとされるが、その辺りの詳しいことは私には良くわからない。ただ都内から40キロほどの処に、昼間は気動車が一両でトコトコ走るローカルな景色が広がっているのがなんとも風情があって良い。高規格の新規開業路線から一転、枕木こそPC化しているがロングレールのない線路を唸りをあげて走るディーゼルカーに身をまかせていると、都会生活からの脱出という気分になってきた。乗車した車両は2019年に増備された新鋭の5020形とあって、空気ばね台車がフンワカとした揺れを一層増幅させるかの乗り心地で終点の取手に到着。都内へ戻るJR常磐線の電車を待つ間に食べた、駅の立ち食い蕎麦が予想外に旨いのに感激して数時間のプチ旅行を終えた。

乗車した関東鉄道の5020形ディーゼルカー(取手駅で)
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