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2021年9月18日 (土)

ワクチン接種の副反応

先日、遅ればせながら武漢ウイルスの2度目のワクチン接種を終えた。高齢者の90%が2度の接種を終えたと聞いても、アホな同調圧力などには負けまいと頑張っていたが、かかりつけの医師から定期診断の度に「ワクチン2度打ちましたか?」と聞かれるので止む無しである。イヤイヤの接種だが、幸いにして巷間云われる高熱が出るなどの副反応は起きなかった。これに関して我々の世代やその上では、ワクチンによる副反応に苦しんだという話をほとんど聞かない。素人で詳しい事はわからないが、年齢が上がるにつれて体の反応が鈍くなり、新たな異物が体内に入っても発熱など抵抗する能力が衰えていることによるものなのだろう。もう一つ考えられるのが、我々が子供だった頃は、今よりはるかに衛生環境が悪く、汚ない世界で育ったということにもあるのではなかろうか。いまの若い人たちより子供の頃にはるかにウイルスやら細菌、ばい菌まみれの日常生活を送ってきたことが、新たな感染症やワクチンの副反応に強い体を作っているのではないかと密かに思っている。


考えてみれば子供の頃は屋根裏でしょっちゅうネコがネズミを追い回すゴトゴトとした音が響いていた。家の中にはゴキブリはもちろんのこと、ダニやら虱もいたし、子供が遊ぶ砂場は犬・猫の糞尿の臭いが漂っていた。そういえば町で盛りのついたネコの鳴き声が聞こえなくなったと思っていたら、都内では猫の放し飼いが禁じられているというからビックリだ。それはそうと、当時は水道のある家庭にも、柄をぎっこんばったさせて人力で地下水を汲み上げる井戸があって、夏などはどこから流れてくるともわからない冷たい地下水を飲んでいた。各戸にお風呂がなかったから、隣の家に一日おきに「お湯を借りに行く」家庭も多かったし、そもそも毎日お風呂に浸かるという習慣が当時はなく、真夏の汗をかいた日は井戸水で行水したものだった。「外から帰ったら手を洗え」だの「冬はうがいをせよ」などと一応は家庭や学校で言われたが、どこか遠い世界の標語のようで真面目に実践した記憶はあまりない。寄生虫をお腹に飼っている子供も多く、私も検査で蟯虫が見つかって虫下しを飲んだこともあった。


またその頃は世田谷にもあちこちに肥溜めがあった。今の国道246号は玉電の脇を都心で出た糞尿を農家に運ぶ桶を満載した荷馬車がよく通ったが、悪路に馬車の車輪がはまると チャップンんとその一部が道路にこぼれたりしたものだ。家の近所は下水がなかったが、子供たちは汚物や大腸菌まみれのドブ川にじゃぶじゃぶと分け入り、虫をとったり泥んこ遊びをよくしていた。なによりその頃の国鉄列車に乗れば、垂れ流しのボットン便所からの飛沫が窓外に突き出した肘などにベタっと飛んできたが、そんなことは皆さして気にせずに弁当箱を広げていたのである。時代が下り中高生の時分には光化学スモッグやらダイオキシンその他重金属など多くの公害騒動があったし、周りの成人男子は人前でもタバコを吹かしていた。今の高齢者はこうした糞尿やら有害物質に囲まれて大人になり、さまざまな外部からの刺激やアレルギー物質に強く(鈍感?)になったのではなかろうか。現在のあまりに清潔志向の世の中が、ワクチンの副反応に対して敏感な人を増やしているのかもしれない、などと日ごろの自分のズボラさをこうして正当化してみたりする。

 

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