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2021年6月14日 (月)

第70回 大学野球選手権 慶應が34年ぶりに優勝

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6月9日、和歌山大戦を前に神宮球場で記念撮影

第70回全日本大学野球選手権記念大会は東京六大学野球連盟代表の慶應義塾大学が優勝した。1987年の第36回大会以来34年ぶりの日本一となり、野球部や関係者の喜びもひとしおであろう。決勝戦は神宮球場に応援には行かなかったが、大会3日目の6月9日水曜日、午後3時からの慶應 対 和歌山大学の2回戦はテレワークをさぼって試合を観戦に行ってきた。この日は初夏の日差しが照り付ける中、国立の和歌山大学の左腕・瀬古投手の緩急つけた投球術に慶應打撃陣が翻弄されたものの、終盤になって下位打線の踏ん張りでなんとか勝利をもぎ取った試合であった。あまり意味があるとも思えない感染対策とやらで学生野球にしては珍しく応援団やチア、ブラスバンドもないゲームだったが、その分選手同士やベンチの声がよく聞こえ、グラブやミットの捕球音、カーンというバットの音がグランドに響きわたり「あ、これも野球の原点のようでいいね」と一人内野席で観戦を楽しむことができた。


昨日の決勝戦は相手が福井工業大学となったが34年前の大学野球選手権でも、慶應は大会2日目の1回戦で鈴木(哲)投手(福島高校、のち熊谷組からライオンズなど)の頑張りで福井工大に4対0で勝っている。あの頃は鈴木の他に好投手の志村(桐蔭学園)、打者ではジャイアンツに行った大森(高松商業)がおり主将は猿田(秋田高校)だった、などとNHK BS放送の決勝戦TV中継を見つつしばし懐旧の念にひたっていた。画面を眺めていると、そういえば鈴木も猿田も2浪だったことなど当時の様々な記憶が自然に蘇ってくる。この時の決勝戦の相手は東北福祉大学で、日ハムへ進んだ上岡投手に随分苦しめられたが、志村の粘り強い投球と大森、猿田らの活躍で3対2で慶應が競り勝った試合だった。その日本一達成の瞬間を私は神宮球場の3塁側スタンドから見ていたのだが、あれからもう34年経ったかと思うと、時の流れの早さに愕然とするばかりである。


昨日の慶應のオーダーを見ると慶應高校や大阪桐蔭高校、桐光学園などいわゆる野球の強い学校の他に文武両道の県立学校出身者が多いことが目についた。先発投手の増居君やショートの朝日君は彦根東高校、DH北村君が福岡の東筑高校、ライト橋本(展)君が島根・出雲高校、クローザーのピッチャー橋本(達)君が兵庫・長田高校である。その他に慶應の顔ぶれを見れば、この選手権の2回戦・準々決勝でDHだった中澤君はなぜか法政二高から浪人しての入学、かと思えば幼稚舎から慶應というリードオフマンのセカンド広瀬君のような選手もいて正にその顔ぶれは多士済々といえよう。一貫教育で下から上がって来る者、甲子園に出るなどスポーツが優れておりAO入学してくる者、学力試験を突破してくる者、初志貫徹で浪人して入ってくる者、それぞれ出身は違うが大学に入れば皆が同じ塾生である。私の経験から言えば慶應では下から来た選手と、大学からの入学組にはスポーツをする上では何の垣根もなかった。野球部も強いだけでなくこのまま良いチームであり続け、秋季リーグ戦に勝って、秋の日本一である明治神宮大会を目指して欲しい。日本一おめでとう、野球部!!

優勝旗授与の場面のNHK(BS)放送
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コメント

バルクキャリアーさま
慶應義塾大学野球部の「第70回全日本大学野球選手権記念大会」においての優勝誠におめでとうございます。
我が愛する「東京六大学野球」の代表としての堂々たる優勝は実に誇らしく東京六大学野球のレベルの高さを証明して頂きまして嬉しい限りです。
筆頭の優勝候補に挙げられ尚且つ「天皇杯の重み」を知っているからこそ、本大会におけるプレッシャーは相当なものだったに違いありません。それをものともせずの「日本一」は誠にアッパレです。

全国大会に出場してくる大学は何処も侮れないと見ていましたが、初戦の和歌山大学戦が鬼門と思っていました。何とバルクキャリアーさまは生であの試合を観戦されたのですか、流石は幼少の頃からお父様と神宮に通っていらっしゃるだけあられて観戦のツボを心得ていらっしゃる、恐れ入ります。あの試合を楽勝でなく苦しみ抜きながら勝ったからこその優勝であると思います。

34年振りと言うと隔世の感がありますね。バルクキャリアーさまも現役バリバリだったことでしょう。私は34年前は明治の大学生でしたが、株価も土地も高値を更新するイケイケドンドンで何でも挑戦してやろうという気概に溢れた時代であったと記憶しております。
今は武漢ウイルス禍でシュリンクしておりますが、東京五輪において「誇れる日本人の精神」の巻き返しを期待します(先日発表された五輪表彰式の隣国Kを彷彿させる民族衣装は勘弁です・笑)
昨日は東京六大学野球代表の慶應の優勝、私が中央競馬で出資する愛馬の快勝、息子の1500m走の奮闘で喜びの三重奏であります。今宵は都心方面のバルクキャリアーさまに向けて乾杯であります。

M・Yさま
昨年は中止になった大学野球選手権でしたが一昨年は明治大学が優勝、その秋の明治神宮野球大会は慶應が優勝と、この処全国大会に於いては3大会続けて東京六大学連盟代表が制覇しているのは嬉しい限りです。今年で69回(1回中止)あったこの選手権大会では東京六大学が27回、東都大学が24回、次に関西学生が6回優勝と圧倒的に六大学・東都勢が勝ってきましたが、近年は東都のチームが振るわないですね。選手の分散や入れ替え制など東都大学野球連盟には何か問題があるのでしょうか。できれば六大学と東都の優勝決定戦を見たいものです。

6月9日に観戦した和歌山大学はとても良いチームでした。140キロ以上の速球を投げる投手がいるわけでなく豪打を誇るわけでもなかったですが、外野からの返球やバックアッププレーなどが基本に忠実で、キビキビと無駄なく良く鍛えられているという印象を受けました。一発勝負のトーナメントでは勢いに乗ったチームが勝ち進むことが多いのですが、慶應はうまく凌いで勝ち上がってくれたと評価しています。これも他の5大学という六大学の良いライバルがいてこその結果であるのは間違いありません。

34年前の事を思い出したと書きましたが、考えてみればあの頃はジャパン・アズ・ナンバーワンの時代でバブル絶頂期でした。神宮球場の六大学野球で誰が活躍したかを思い出す度に、時代時代の背景が頭に浮かびます。教えて頂いた丸山清光氏の「なんとかせい!島岡野球置き手紙」には、実際に私が神宮球場に居合わせ目撃した出来事のあれこれもあり、そのうちブログで紹介したいと思っています。

さてオリンピックの開催是非を政局にしたい野党やリベラルに反して、もうその開催は決定事項のようです。「開催中止」を社説にまで載せた朝日新聞などは、始まれば一転して大騒ぎで盛り上がるでしょうね。見ものです。それにしてもM・Yさま云われる表彰式の衣装はまるで検診の際のガウンのようで誰があんなものを決めたのか、センスを疑います。

出資されている中央競馬の馬の名前は何というのでしょうか。今度その馬の馬券を買って応援したいと思います。息子さんは1500米が速いとの事で、将来は是非慶應競走部に進まれますように(笑)。中距離には横田君というロンドンオリンピック代表だった良いコーチがおります。

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