七草がゆと鏡開き
1月7日は吉例の七草がゆを妻がつくった。歳の初めの例とて「 セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ、これぞ七草」とボケが進行していないか、記憶力を試して七つの名前を口に出してみる。松の内が明けるこの時期に春の七草を使って粥を作るのは、正月料理や祝い酒で弱った胃腸を休めるためだとか。いまや仕事はセミ・リタイアの我が身、僅かにやらねばならない仕事はテレワークで済ませ家で過ごす時間が多い日々とあって、季節感のリズムを蘇らせてくれる粥である。
鳴子温泉で買ったこけしの鏡餅
1月11日は鏡開きの日だった。正月に神や仏に備えた鏡餅を切って雑煮や汁粉に入れて食べるのだが、江戸時代の武家の間では「切る」は腹切りに結びき縁起が悪いので「開き」にしたとのことである。我が家は先日訪れた鳴子温泉で買ったこけしの鏡餅を今年はお供えしたので、本当の鏡餅はない。よって簡易バージョンでスーパーの切り餅を使ったお汁粉である。恒例に従い神や仏に感謝し、この一年の無病息災を祈りつつお汁粉を味わう。ラグビーの大学選手権も終わり、これから東京六大学野球が始まる4月までは特に注目するスポーツもない。昨年の冬に久しぶりに行ったスキーをまた今年もやってみようかと、大雪の知らせを聞きつつスケジュールを考える睦月である。
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