銀座に”バイヤー”と称する中国人観光客が増える
家から徒歩圏内である銀座をよく散歩するご夫妻とこの週末に会食した。「銀座にまた中国人が増えてきた。大きな買い物袋を持って銀座の歩道で会話している姿をまた目にするようになった」そうだ。2020年12月現在、中国人で来日できるのはビジネス目的の出張者などに限られており、一般の観光客は入国できないはずで、これは一体どういう事なのかとお店に尋ねてみたら「彼らは”バイヤー”(!)とのことで」と答えが返ってきたそうだ。なるほど確かに”買い物”をするのだからバイヤーと云えばそうに違いないが、銀座でワイワイ楽しそうに買い物をしている中国人の団体はビジネスで買い付けに来たプロのバイヤーには思えない。様々な抜け道を駆使してやったもん勝ちの中国人のことだ、まさに「上に政策あれば下に対策あり」であろう。メディアやいわゆる専門家・評論家が何のエビデンスもないのに「GO TOが悪い」と政府を批難しているが、その前に商用でもない中国人が偽の陰性証明書を持ち大挙して入国し、彼らが武漢ウィルスを拡散させる可能性もあるのになぜ問題にならないのか不思議である。
もう一点ニュースやワイドショーで毎日のように取り上げるのが、各地の「医師会」の会見である。どの医師会の会長も「まさに地域医療は危機的状況で国民は一層自粛せよ」と述べ、メディアはこれを水戸黄門の印籠さながらにありがたく聞けと放送している。しかし医師会というのはもともと医療業界の業界団体に過ぎず、医療費を削減するなとか、薬価が不適切だなどと、自分たちの懐具合や待遇改善を訴えるのが主目的の集団ではないか。経済界でいえば経団連のような財界組織、あるいは連合のような労組組織の医療版に過ぎないはずで、彼らがひたすらウイルス禍で医療崩壊が迫ると危機を煽ることにどうも胡散臭さを感じてしまう。医師会としては、切迫感を前面に押し立てることで政治による強権の発動を促し、労はなはだ多くしてあまり利益にならない武漢ウイルス医療から逃れ、もっと儲かる普通の医療を再開したいのが本音ではと勘繰るのだが、残念ながらその辺りはメディアから聞くことはできない。
医療といえば水虫治療の飲み薬に睡眠導入剤が混入し死者やけが人が出たと問題になっているが、この薬はジェネリック医薬品で、製造過程において人為ミスにより混入したと伝えられている。ジェネリック医薬品といえば確かに安価で医療費抑制には意味があるのだろうが、正規の医薬品と同じ製造工程で精製されているのか、正規品と薬効が全く同じなのかが疑問だったので、私は処方箋で薬を貰う際に薬局でこれを薦められてもずっと拒否をしてきた。行く度に「この薬は本当に成分が同じなのだからジェネリックにしたらどうですか」と薬剤師が何度も言うので、その薬局には行かなくなったこともある。この件についてはネットニュースで内科医のおおたわ史絵氏が、ジェネリックは多くのメーカーが算入し、例え有効成分が同じでも材料や工場が異なり監視の目が行き届かないなかで製造されるので、厳密には効き目や副作用が異なると述べているし、友人の医師も自分では絶対ジェネリックは使わないと言っているから、やはり薬は正規品を服用しようと思う。
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