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2020年11月17日 (火)

最近のニュース

またメディアが、武漢ウイルスの感染者が増え全国に広まってきた事を、「第三波」が来たと騒ぎ出した。PCRの検査数が増えれば、感染者が増えるのは当たり前の事で騒ぐことでもないし、重症者や死者はそう増えていないと云う。「入り鉄砲に出女」の時代でもあるまいし、人は自由に出歩いて良い社会なのだから、これまで感染者が少なった全国津々浦々に武漢ウイルスが時間差をもって広がっていくのも当然で、こちらも何をいまさらと思う。よほどニュースネタがないのか、ニュースやワイドショーはまたまた視聴率が上がるこの問題でもちきりで、ぞろお馴染みの(いわゆる)感染症専門家が画面を賑わしている。ここまでくれば感染症専門だけでなく、本来は他の部門の医師や経済・社会の学識者も交えて世の中全体を議論すべきだろうが、恐怖を煽る報道ばかりとあって、やっと少し戻った経済がシュリンクするかも知れないと思うと憤懣やるかたない。

 

「まわりに武漢ウイルスに感染した人はいる?」と(感染の中心である)東京に住む私が、近くの知り合いに聞くと、みな一様に首を横に振る程度の感染力である。今度は「では知っている人で、ウイルス怖さに外出しない人がいる?」と尋ねると、大抵の人に思いあたる例があるようだ。怖いのはウイルスそのものより、必要以上に恐れることではないのか。こうして各種宴席はもとより同窓会、催しものやスポーツイベントが中止になった異常な一年だが 老人ホームなどでは外出できないため体が動かなくなったり、認知症や他の病気になったりする例が多いそうだ。有効なワクチンができるのも間もなくだと伝えられるし、毎年流行するインフルエンザよりも重症者や死者が少ないのだから、もうこの馬鹿騒ぎはやめにしてフツーに戻そうよ、と声を大にして言いたい。

 

そう云えば日本学術会議に推薦された6名の候補者を菅首相が任命拒否した問題も、予想のとおり大した問題にはならなかった。サヨク系学者などから「学問の自由が侵害される」などとおよそ頓珍漢なコメントが流されたが、結局世の中には相手にされなかった。この問題でBSフジのプライムニュースの特集を見ていたが、首相に拒否された6名の一人で行政法を専門とする岡田正則早大大学院教授のコメントにはのけぞった。日本学術会議が少しでも軍事目的に転用されると考えられる研究は禁止しながら、中国の軍事開発に転用される研究は促進している現状に、東アジアの厳しい情勢をどう思うかとの番組司会者の問いに「中国や北朝鮮とは話し合いで解決を」というお花畑的珍答。結局、日本共産党の影響下にこの会議がある事が天下に知れ渡り、こんなトンデモ学者が会員になれるような組織に税金が使われていたことがわかっただけでも菅内閣の功績だ。

 


アメリカの大統領選挙は、私の期待に反してバイデンが「一応」勝利したと伝えられ、内外のメディアは総じて喜んでいるようだが、日本は本当にそれで良いのか。バイデンは同盟重視であり、かつ中国封じ込めは米国の国是のため対中国政策はトランプ政権と変わらないとの見立てが目立つが、中国利権にどっぷりと浸っていると云われるバイデンにそんな事が云えるのか。さっそく菅首相はバイデンとの電話会談で「尖閣は日米安保の適用内」との言質をとったと報道されたものの、アメリカは尖閣の領有権には感知せず、日本の施政権(実行支配)が脅かされた際には条約によって行動すると云っている過ぎない。中共は尖閣を彼らが実効支配していることを内外に知らしめるために、連日海警の公船を繰り出し日本の漁船を追いかけまわしているのである。尖閣の施政権は日本にある事を示し、それに関してはいかなる争いも辞せずの覚悟がなければ米軍は動かないと考えておくべきだ。バイデン政権となれば尖閣の危機は一層強まるだろうから、平和ボケ、お花畑の議論をしている場合ではない。

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コメント

コロナはじめトランプさんを批判・バカにしたりNHKはじめ民放もマスコミの偏った報道本当に酷いですね、公正中立に事実だけにして欲しいです。
せっかくクルーズ・船旅復活したのにブレーキをかけるようなあおり報道は謹んでいただきたいです。
世の中を暗くします。

にっぽん丸さま

コメントをありがとうございます。

前日までの感染者400人が一挙に4万人や40万人になるのならいざ知らず、都民千数百万人のうちの感染者が400人やら500人という事がそれほど大騒ぎするほどのニュースなのでしょうか。私もこれまでPCR検査を2回(一回は本物、一回はクルーズ船乗船用の唾液による簡易検査)受けたとおり、ここへ来て多くの人たちが検査を受けることになってきたはずです。検査範囲の拡大とともに日本中で感染が見つかる人が増えるのは自明の理ではないでしょうか。

航空会社がつぶれたり、旅行業界や飲食業の人たちが苦境に陥ったり、失業者や自殺者が増える事こそ、もっと問題にするべきでしょう。

またトランプという他国の現職大統領を日本のメディアが貶めているのも理解不能です。安倍・トランプの関係もあり、ここ数年、日米間は大きな問題も起きずにここまで来たことは大いに評価すべきだと思います。メディアは事実よりも自分たちがニュースにしたいことを結論ありきで自分の好きなように報じ、少しでも気に要らない人は最初から敵扱いしているのが明白です。

さて日本のクルーズ船は、絶対に船上で感染者を出さないという意気込みで事業を再開しました。クルーズ愛好者はなバカなメディアに惑わされず、当たり前の注意をしながら船旅を楽しみましょう。

バルクキャリアーさま

全く仰る通りです。第三波が到来して大変だ、Go Toは悪だと例の見飽きた感染学の専門家と称する某女史を登場させ恣意的に偏向報道するさまは、言葉は悪いですが反吐が出ます。寒くなって湿度が下がれば感染者は増えることは分かっていたわけですから大騒ぎする必要は全くないと思います。

アメリカ大統領選に関しては、現職大統領が7100万票獲得して負けるとは信じれません、クーデターが勃発したという認識です。日本だけでなくアメリカのマスコミも中共に篭絡され劣化が激しいということでしょうか。Black Lives Matterを叫ぶ連中が何故に中共に虐殺されているチベット族を問題にしないのも不可解です。

さて、今週は懸案事項を一点集中で片付け気分がいいので昨日3連休は家族で遠出しようということになりました。妻が阿蘇で乗馬したいと言うので、さぞかしこの偏向報道でキャンセル続出だろうと旅行サイトを覗くと予想外に何処もほぼ満室状態。何とかホテルは確保したものの熊本空港にはレンタカーが予約一杯で一台も無いとのこと。本日急遽福岡空港で車を借り熊本まで高速をぶっ飛ばして来て露天で一風呂浴びたところです。

夜に最終便で飛んでくる家族と合流しますが、キャンセルがあまり出ないということは偏向報道にもブレることなく旅する人は思いのほかいるということでしょうね。連休明けも一日空けて沖縄にて今年1回目の忘年会を開催しますが出来る限り経済に貢献しようと思います。

M・Yさま

本日は熊本とのこと、公私とも変わらずアグレッシブにお過ごしのご様子でお慶び申し上げます。

私は今日はしなの鉄道の「ろくもん」に乗車し長野におります。明日はえちごトキめきリゾート「雪月花」に乗車予定です。若い時から幾度となく信越本線を利用しましたが,酒を飲みながらゆっくりと沿線の景色を眺め、今まで一度も降りたことのない駅で時間をつぶすと、あらためてこの線がなぜここに敷設されたのか、新幹線開通までどういう役割を果たして来たか以前より理解が深まる気がします。

年をとるのも悪くないな、という気持ちで今晩は日本酒に信州蕎麦を食べてきました。
感染者の人数ばかり大騒ぎのバカバカしいウイルスニュースから離れてちょっと嬉しい気分です。

M・Yさんも連休を楽しんで下さい。

バルクキャリアーさま

何と同時期に旅行とは親近感湧きます。それにしても三セクを代表する人気リゾート列車の「ろくもん」、「雪月花」に連続乗車とは優雅で余裕ありますね、さすがは飛鳥Ⅱの常連、さぞかし本日の雪月花でもご夫婦で絵になると想像致します。酒も最高に旨いでしょうね。

トキ鉄は直江津に鉄印コンプリートの表彰式で来週末訪れますが、直江津の駅弁「鱈めし」(2012年駅弁大将軍)は酒の肴に最高なので今から楽しみです(昨年の駅弁大将軍の「さけめし」もいいですね)。

鉄印は2周目に入りましたが11月1日に豪雨災害から全線復旧した「肥薩おれんじ鉄道」に応援乗車して楽しもうと思います。三セクを応援する者としてバルクキャリアーさまがこの時期に三セク・リゾート列車に乗車すると聞いて非常に嬉しく思い連続コメ入れた次第です。

M・Yさま

トキ鉄に来週末に訪問される由、それも表彰式とはおめでとうございます。全国の代表としてトキ鉄が表彰式を執り行うとは、この会社も随分とアグレッシブなのですね。他社の改造観光車両とは違い、ローレル賞を受賞した雪月花を新造した会社ならではですね。こんな会社はどんどん応援したくなります。

肥薩オレンジ鉄道は2014年7月に八代に入港した飛鳥Ⅱのツアーで「オレンジ食堂」にのりました。全国の三セクのみならずJRのローカル線にはぜひ頑張ってほしいです。最近は腕木式信号機こそなくなりましたが、スイッチバックや転車台、かつての車庫などを見ていると旅心がわいてきます。

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