武漢ウイルス下の東京六大学野球・2020年秋季リーグ戦
遠く外野の一角に封鎖された応援団の前での東京六大学野球リーグ戦(明治 対 立教)
昨晩はTBS「半沢直樹」の最終回をどうなることかと興奮して見ていた。ドラマの途中まではお約束通り、このブログ「これぞネタバレ?半沢直樹(2020年9月22日)」で予想したことにかなり近いストーリー展開である。テレビの前で一人ひそかにほくそえんでいたのだが、最後は大和田が銀行をやめ、どうやら半沢がこれから出世コースを歩む事を示唆する場面でジ・エンドとなった。このまま進めば巨大な権力を手にするであろう半沢が、最後ににやっと笑う場面は、何を意味するのだろうか。彼の不気味なほほえみには何か含みがあるような気がするが、常に権力や悪に立ち向かうという半沢直樹の立ち位置からすれば、このままドラマがハッピーエンドで終わるので本当によいのか?とちょっと消化不良気味の最終回であった。
今朝はこれまでの日々と違い、天気が一変して本格的な秋晴れである。思い出してみれば一年前の秋はラグビーのワールドカップ開催で日本国中が盛り上がっていた。武漢ウイルスでとんでもない日々を送る今から見れば、国を挙げてラグビーで盛り上がったあの頃が、ひどく遠い過去のような気がする。ラグビーワールドカップの開催が今年でなく一年前でよかった、と心から思う。そしてこのウイルス騒動もまもなく沈静して、来年は日本中が東京オリンピックで盛り上がることを大いに期待したいところだ。それにしても武漢でウイルスを発生させたうえ、事実を長い間隠蔽し世界にウイルスをばらまいておきながら、今はいけシャーシャーと正義の使者のようにふるまう中国共産党を世界はなぜもっと糾弾しないのかと不思議に思えてならない。少なくとも菅新政権は、習近平の国賓招待だけは「正式」に撤回すべきであろう。
昨日は一年ぶりに神宮球場へ東京六大学野球観戦に行ってきた。先に2勝した方が勝ち点を得る従来の方式ではなく、各カード2回戦総当たりで延長戦もなしとまだ変則的なリーグ戦だが、まずは秋空の下で若者たちのプレー観戦を楽しめた。リーダやチア、ブラスバンドは外野の一角で独立して(というか孤立して)の応援だが、真夏に行われた応援なしの春季リーグ戦からすれば、神宮球場に学生野球が戻ってきたと感慨深い。観客の入場は5000人まで、場内ではマスク着用にソシアルディスタンスをとれ、大声を出すな、席は移動するな、アルコール販売禁止などという諸規制もあったが、そこは観客の多くが中高年男性である。マスクは途中から形ばかりで顎の下にひっかけるだけの人も目立ち、仲間とワイワイしゃべっているグループもある。オヤジたちは酒は外から持ち込んで飲んでいるし、友人をみつければ席は自由に移動と、やはり彼らの振る舞いは頼もしい。感染防止でつまらない球場の雰囲気になっているかと危惧して行ったものの、場内は元気なオヤジたちで従来の活気とそう変わらず、久しぶりにすっきりした気分の一日であった。
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バルクキャリアーさま
昨夜の半沢直樹の放送時は羽田より機上の人でしたのでその後TVerで観ました。
概ねバルクキャリアーさまの読み通りの展開でしたね、白井大臣が箕部幹事長の大切な盆栽を「クタバレ」と言って粉砕したのは痛快でアンジャッシュ児嶋も実にいい味を醸し出していました。エンディングは続編を匂わす展開、次は「清濁併せ呑む」真に強くなった半沢の姿を見たいと思いました。
半沢を証券子会社に出向させたのは左遷でなく勉強の為だったと頭取が語る場面がありましたが、その通りと膝を叩きました。私も大学卒業後30歳で独立するまで超ハードワークの証券界で鍛えれられましたが、今考えると若い時に全身全霊で金融リテラシーを身ににつけて本当に良かったと思います。明後日は中間決算ですが、このコロナ禍で苦しむ企業が多いなか我が社は過去最高益となりました。金融部門にて皆が恐れおののく今年3月にシンガポールに出かけて逆張り投資で勝負に出たのが功を奏したのです。
今夜は同じく一国一城の主として奮闘する福岡の友人とこの疲弊しきった地方経済を微力ながらも活性化出来るように熱く語り盃を交わし盛り上がろうと思います。
※六大学野球の神宮球場は活気あるオヤジ達とあり安心しました。いい加減くだらない「感染予防ごっこ」は止めにして欲しいですね。慶應はあの代打の代打、決勝打の橋本君スタメンみたいですね、明治は立教に連勝したので期待してます、打て!勝て!公家!
投稿: M・Y | 2020年9月28日 (月) 16時30分
M・Yさま
「半沢直樹」の続編あり、とのネットニュースが出始めました。一説によると今回は話が大きくなりすぎたので、次は一バンカーの話に戻るともありました。どうなることやら。しかし若い人たちが小さく纏まりがちな今、彼のような人間が主人公になるドラマも良いですね。愛とか平等とか小さな幸せを求めることは結構ですが、志はでっかく、少々の失敗やら挫折にめげない人物が描かれるドラマがとても魅力的でした。
失礼ながら半沢にはM・Yさんの生きざまに通じるものがあるような気がして見ていました。過去最高益を更新されたとの事、虎穴に入らずんば虎子を得ず、だったのでしょうか。M・Yさんの起業家精神に感服いたします。
今は福岡在でしょうか。福岡で最近ちょっと残念だったのは、中国発着船だけでなく、すべてのクルーズ船の寄港を拒否するというニュースでした。せっかくの施設ですから、武漢ウイルスなどにめげず、クルーズ振興のために多いに頑張ってほしいと思っていました。ご友人にもお伝えください。
神宮球場は形の上では厳戒態勢でしたが、六大学オヤジはまあ良いかという感じでした。プロ併用日で続く阪神・ヤクルト戦はたぶん違った雰囲気だったかと思います。いずれにしても段々みなが普通に戻っていくのがよいですね。
投稿: バルクキャリアー | 2020年9月28日 (月) 21時15分