« 長引く梅雨の思い出 | トップページ | WAKASHIOの座礁油濁事故を考察する »

2020年8月 3日 (月)

箱根へ久しぶりの旅

20200802_

区民保養所・箱根つつじ荘

この週末は新宿区の区民保養所である箱根つつじ荘(中強羅)を訪れた。武漢ウイルス禍で3月に奈良を訪問して以来の旅行である。「ステイホーム」「外出自粛」などと強制されると反発したくなるのがへそ曲がりの私の性分だ。他県とは云え箱根くらいなら構わないだろうと、4月、5月と連続してつつじ荘を予約したものの、緊急事態宣言による施設閉鎖で予約確認後に向こうから断られること二度。この間クルーズ船はまったく運航されないし、海外旅行はおろか国内の旅も憚られる雰囲気で退屈極まりなかったのだが、やっと先月中旬に「8月1日からつつじ荘再開」の報せが来た。まあ区営の保養所なら、大手を振って多摩川を超え都内から脱出できると云うもので、東名高速を下るハンドルを持つ手も軽くなる。


他の区では7月中に各地の保養所を再開しているところもあったようだが、ウイルス感染者が第2位の世田谷区をダントツに引き離しているのが我が新宿区である。ようやく再開したばかりのつつじ荘を訪れると、悪名高き新宿区の汚名挽回とばかり厳重な警戒態勢で館内が運営されていることがわかった。もっとも新宿区と云っても毎日ニュースで話題になる「接待を伴う飲食店」などは歌舞伎町や新大久保など区内のごく一画に集中しており、それ以外は当たり前の商店街、オフィス街、住宅街が広がる町である。これらの場所はフツ~の区民にはまず縁のない盛り場であり、新宿区が「悪の巣窟」のように報道されるのはなんとも腹立たしいかぎりだ。


今回つつじ荘は宿泊者を半分くらいに抑え、部屋も一つおきに利用させている。宿泊客が帰ると使った部屋は消毒し、利用していなかった部屋を次に提供する体制だと思われる。もちろん入館する際には手の消毒に体温測定、窓は換気で開いており、館内どこもマスク着用で健康調査書も配られる。食堂のテープルは一つ置きで充分に距離を開けており、これまでセルフサービスだったコーヒーサーバーの扱いやお茶の給湯も、係の人が一々行って宿泊者同士が近づかないようにしていた。このように全館で万全のウイルス対策が施されており、通常にまして安全対策を実行する従業員の苦労が偲ばれた。また普段なら空きがあれば区民以外の他の利用者も受け入れており、駐車場には他県ナンバー車も見られるのだが、今回はさすがに新宿区民地元の「練馬ナンバー」だけの駐車である。それでも久方ぶりに源泉かけ流し硫黄の匂う湯にどっぷりとつかると、旅心が蘇ってきて、早く移動の制限が解除させることを願わずにはいられなかった。

 

« 長引く梅雨の思い出 | トップページ | WAKASHIOの座礁油濁事故を考察する »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

バルクキャリアー様、こんばんは。

箱根の湯はさぞ格別だったことでしょう。私は緊急事態宣言解除後から現在に至るまでの1か月半は、北は北海道から南は沖縄まで全国津々浦々出張を再開していますが、行く先々で「東京、特に新宿は大変な事になっていますね」と言われるのに辟易しておりました。

最近は人口比で言われるので東京より感染率が高い県(現在筑前滞在)が出てきておりまが都道府県単位のバラバラな規制は意味ないと思っております。新宿にしても感染源は歌舞伎町等の極一部ですし小池都知事もコロナ禍を利用して大げさに自己アピールするのではなくポイントを絞って対策して欲しいものです(石井妙子氏の著書は発売と同時に読みました)

4半世紀に渡る事業の地である「新宿」を悪く言われるのは私も腹立たしい限りです。
まぁ、まともな心ある人はコロナ脳(もとい武漢ウイルス脳?笑)に犯されていなくて、そろそろ「指定感染症」から外してまともな経済活動をすべき、それより緊迫する国際情勢、食糧危機等に100倍注視すべし」という意見多いです。何が大切で何が大切でないかをまともに判断出来る日本になるよう今宵は九州の空より祈ります。

M・Y様

出張先からのコメントありがとうございます。

取引先に鹿児島県からごく最近東京に転勤してきた人がいて、彼曰く「ニュースを見て東京はエライ事になっていると思って来てみたら、都内の道行く人たちは思っていたより普通なのでビックリしました」との事。

メディアのこれでもかのウイルス騒動に関する連日報道によって東京など大都市が一方的に誤解されているようです。M・Y様言われるとおり、米中・日中・日韓、安全保障・経済などもっと報道すべきことが山ほどあるのに残念でなりません。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 長引く梅雨の思い出 | トップページ | WAKASHIOの座礁油濁事故を考察する »

フォト
2020年9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ