« 高輪ゲートウエイ | トップページ | 連休 奈良・飛鳥訪問(2) »

2020年3月24日 (火)

連休 奈良・飛鳥訪問(1)

20200324
鹿と興福寺

飛鳥Ⅱの2020世界一周も中止、ほかのクルーズも皆催行中止となって寂しい春となってしまった。しかたなく春分の日3連休は、「大人の休日倶楽部ジパング」を利用し、3割引きの新幹線「ひかり」で、かねてから行きたかった奈良や飛鳥を楽しむことにした。「大人の休日倶楽部ジパング」では「のぞみ」に乗車できないが、時間的には「のぞみ」に対し「ひかり」に乗っても東京―京都間でわずか30分しか到達時間が違わない。また外国人旅行者用のジャパン・レイル・パスも「のぞみ」に乗れないため、ふだんは外国人で混み合う「ひかり」も今ならゆったりと利用できる。連休中の奈良の天気が晴天であることを見極められるぎりぎりである出発前日まで待っても、ホテルの予約が簡単にとれたのも正に武漢ウィルス騒動でどこも空いているおかげであった。


奈良訪問といえば中学の修学旅行以来、50数年ぶりだが、新幹線で京都駅についた後、奈良までの列車について時刻表検索をすると、すべてJR奈良線を利用する表示が出るのに困惑した。私が神戸に住んでいた前回の東京オリンピックの頃は、京阪神間の移動は不便な旧国鉄ではなく阪神・阪急や京阪電車を使うのが普通で、奈良も大阪や京都から近鉄電車で行くものだった。奈良線などと云うとディーゼル車が単線をトコトコ走るローカル線のイメージで、運転本数も少ないし時間もかかって不便だろうと思い込んでいたのだが、JRになってからの関西アーバンネットワークはまさに隔世の感ありだ。今では221系電車を使った「みやこ路快速」なる列車が京都‐奈良間を45分で結び、西大寺で乗り換えが必要な近鉄電車よりも便利。しかもネットで予約できる新しいホテルは、近鉄奈良駅の近辺よりJR奈良駅の周囲に多く、なおさらJR奈良線利用が便利になった。おそるべしJR!。


という事で初めて乗った奈良線「みやこ路快速」で連休初日の快晴の下、ごく快適に奈良の町に到着した。まず訪れた東大寺や興福寺などは「ひので」号で来た中学の修学旅行で確かに見物しているのだが、当時の思い出といったら好きな女の子と観光バスで横に座るれるかとか、今晩は雑魚寝の大部屋でどうやって騒ごうかなどといった事ばかり。改めて大人の視点で奈良の大伽藍や春日大社を巡ると、仏教が伝来した意味、律令体制下の仏教と国家の庇護、大陸や朝鮮半島との関わり、日本独自の仏教の発展、神道との距離感や混淆など、いまのわが国の在り方を考えるきっかけが多々得られそうだ。もっとも出発前に関西出身の知人から「いま外人観光客が来ず鹿せんべいやりが少なくなり、腹をすかした鹿たちが怖いから気をつけて」と言われた通り、妻が鹿せんべいを手にしたら、はやる鹿の群れに尻や足を噛まれ半べそになっていた。これはこれで今ならではの良き思い出となろう。

« 高輪ゲートウエイ | トップページ | 連休 奈良・飛鳥訪問(2) »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 高輪ゲートウエイ | トップページ | 連休 奈良・飛鳥訪問(2) »

フォト
2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ