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2020年2月17日 (月)

異形の大国・中国

福島県のスキー旅行から帰って2週間経つ。思い出すと、同宿のスキーリゾート・ホテルには豪州人などのほか多くの中国人が団体で来ていた。東京に帰ってこの2週間、大気乾燥のために喉がイガイガ、ガラガラする度に、コロナウイルスによる新型肺炎がちらっと脳裏をかすめたものだが、潜伏期間もやっと過ぎて一安心だ。それにしても19世紀に起きたペストの世界的流行を始め、毎冬のインフルエンザ、最近ではSARSのように、なぜか疫病というと中国起源のものが多い。多くの人口をかかえ、いまだ国内には不衛生な環境のところが多く、日本人や欧米人が食べないヘビやコウモリ、ハクビシンなどの動物を食べるという中国のありようがこれらの病気の元になっているのは間違いない。

 

今回、アメリカはさっさと中国人の入国を実質禁止しているのに対して、日本はこのウイルスの発祥地、武漢や湖北省・浙江省だけからの入国制限である。その感染力や症状については未知のものゆえ、対策と云っても有効な手を打つはなかなか難しかろうが、われわれ日本人はすぐ隣に「異形」の大国がある、という危機感だけはもっと強く意識しなくてはならない。同じ黄色人種と民族的に近いため中国人に親近感をもつ日本人も多いが、食習慣に限らずさまざま行動原理、文化、考え方などが我々とまったく異なる相容れない国である。中国の指導者たるや今回のコロナ騒動では、自分たちが非常に適切に対処していると自画自賛しているとの報道で、彼らは世界中に迷惑をかけたなどとは露ほども思っていないのである。

 

最近、製鉄原料輸送を担当する後輩たちと話していたら、この鉄鋼不況下でも中国の製鉄業はフル稼働で豪州やブラジルから大量に鉄鉱石や原料炭を輸入していると云う。景気対策を優先するために中国では国策で鉄鋼の生産を減らしておらず、余った製品が中国国内のみならず世界中に輸出され市況をより悪化させている。そのせいで世界の鉄鋼業が痛手を受けているとおり、経済的にもいまや中国が世界経済の牽引車というよりはリスクの元凶となっていると云えよう。今回のコロナウイルス問題でも明らかなように、中国で問題がおきるとその中でも真っ先に影響を受けるのは日本である。トランプ政権が、中国に対抗する方針をはっきり取り始めたことと機を一にして、我が国もコロナウイルス騒動を奇貨として、中国とはもっと距離を置くべきだろう。その点からしても、習近平を4月に国賓として招待するのはやはり考え直すべきだと私は思っている。

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