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2020年1月16日 (木)

がんばれ麻生副総理

少しでも上げ足をとられまいと発言に汲々とする政治家が多い中、仕立ての良いスーツをりゅうとして着こなし、くだらないポリティカル・コレクトナスなどにあまり捕らわれず、かなり本音で発言する麻生氏を応援している。勉強不足であげ足とりばかりの新聞記者に対して、小ばかにしたように返答する麻生氏の口調も面白い。その麻生氏が地元・九州の新春国政報告会で、わが国について「2000年の長きにわたり、一つの民族、一つの王朝が続いている国はここしかない」と発言したことに対して、アイヌの人たちから関連法案を通した政府の方針と違うと批判されたそうだ。また一つの王朝だった、という発言はかつてあった琉球王朝を無視している、沖縄の人々を軽視しているとの声も挙がっていると報道されている。


例によってこの批判は、麻生氏の発言の一部を切り取ったアホなメディアやサヨク系でされているらしいが、なんと馬鹿げた批判だろうか。彼の全発言をネットで読むと、ラグビーのワンチームを例にとり、純血を守って何も進展しないのではなく、インターナショナルになりながらも、きちんと日本は自分の国を大事しようという趣旨であることがわかる。その流れの中で日本の良き伝統がベースにあることを「2000年の長きにわたる一つの民族・王朝」という表現にしており、民族学的な意味や、歴史学的な解釈での発言ではない。日本民族でいえばそのオリジンは北方系、南方系、大陸系の混血だし、王朝にしても出雲王朝があったのでは、という説もあるが、いずれにしてもここは厳密な定義を述べる場でなく、永い間一つにまとまってきた日本は良い国だという文脈の支援者向け発言だ。


枝葉末節をことさら取り上げる的はずれの批判を聞いて、本人は「誤解が生じているならお詫びの上で訂正します」と返したが、これがまた彼一流のもの言いで痛快である。「誤解が生じているなら」という発言は、誤解をする人たちを半ば揶揄しているようで、本音は「ほとんどの人は誤解していないのだからで、本当はお詫びしません」とも受け取れる。「一つの民族・・・・」発言のなされた機会や場所、全体の流れを見れば、わざわざ「曲解」をしてイチャモンをつけるような人がいれば別だが、実は謝るべき事柄でもないよ、と彼は述べたいようだ。その発言や良し。これからも麻生氏は、どうでもよいようなことで叩かれれた時は「・・・・するならば、謝罪します」という表現を大いに使ってほしいものだ。育ちの良さからくる怖いもの知らずの面があるかもしれないが、つまらない事を恐れず大局から発言する彼のような気骨のある政治家がもっと増えることを望みたい。

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