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2019年11月 7日 (木)

2019 飛鳥Ⅱ 秋の休日ウイーンスタイル クルーズ(3)

20191107

もう一つ、この航海ウイーンスタイルクルーズのオマケが、上野・国立西洋美術館で開催中の「ハプスブルグ展」の鑑賞券だった。オーストリアといえばハプスブルグ家である。オーストリアと日本の国交150年を記念して、同家の600年に亘る帝国コレクションの一部がこの秋から上野で展示されているそうで、その入場券が乗船記念についてきた。私はこれまで音楽は好きでも美術にはあまり興味なかったが、なんでも「参加」してみるとそこに新たな発見があるから、最近は名画と云われるものは一応見てみようかと心掛けている。せっかくの「ハプスブルグ展」鑑賞券である。ウイーンスタイルクルーズ乗船を機に、また新たな分野を知るのも良いかもしれない。

さて飛鳥Ⅱは来年初めからシンガポールのドックでリニューアル工事を実施する。リドカフェやリドガーデンが改装され和洋室のキャビンが登場するなど工事が行われ、その一環で従来あったパドルテニス用のウインブルドンコートが、ドック後は露店風呂のスペースになってしまう。本船は他のクルーズ船に比べジョギングをしたり体を動かす設備が充実しているのがとても良いが、それでも長い航海日が続くと活動がマンネリ化してくるものだ。そこで私たちはグローブと軟式野球のボールを持参し、夕食前など誰もいない時間を見計らい時々ウインブルドンコートで夫婦でキャッチボールをしていた。2011年の世界一周クルーズではフィトネスのインストラクターが高校時代に女子野球部で、彼女を誘ってはその剛球に驚いたのも懐かしい。

そんな思い出の場所が来春から改装されなくなってしまうので、今回はグローブと軟球を持ち込み、夫婦で「思い出のお別れキャッチボール」をしてみた。我々からすれば今の大浴場があれば充分なので、露天風呂などを造るより運動スペースや自由に使える空間のままが良かったのだが、飛鳥クルーズの発展のための工事だろうから仕方がない。ここでは通りかかるクルーや他の乗客から「こんな所で何してるの」と奇異な目で見られつつも、夕陽をバックに大海原でボールを投げるのが気持ち良かったから、妻は「この場所がなくなると思うとうるうるしちゃう」と最後のキャッチボールにやや感傷的になっていた。来年のドック明け、改装された飛鳥Ⅱがどんな内容で復帰するのか、最後のキャッチボールを楽しみながらその姿に思いを巡らせていた。

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