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2019年2月19日 (火)

安倍首相、トランプ大統領に大いに推薦状を

毀誉褒貶あいなかばするトランプ大統領であるが、ノーベル平和賞を受けるに相応しい人物だと安倍首相が推薦状を送ったことが取り沙汰されている。例によって「安倍のすることはなんでも気に食わない」派の人たちはネガティブな反応を示しているようだが、私はこのニュースが本当だとすれば時宜にかなった行動だと拍手を送りたい。


ここ数年来我が国を取り巻く環境は厳しくなる一方だ。まず中国である。中国が地域の覇権だけでなく世界ルールの新たな支配者になろうとしている事に対し、初めて真正面から異を唱え、米中貿易戦争を仕掛けることができたのはトランプ氏が政権を率いているからだろう。まことに結構な事である。日本としても、中国との貿易額が大きくとも、反日を国是とする共産党の一党独裁体制の下、自由が制限される監視社会で、民族の弾圧が繰り返されるこの国と親しくなるのは無理な事である。こんな国に表立って敵対する事を始めたトランプ大統領は、やはりノーベル賞ものだと云えよう。


一方でこれまた反日国家の韓国がある。文政権の下、このまま行けば遅からず核を保有したままの北と、経済力を持った南が統一される事が予想される。休戦状態にある朝鮮半島の南北が一つになれば在韓米軍が撤退する可能性は大、その後は中国があらゆる面で半島に勢力を伸ばすことであろう。そうなれば我が国は、日本海や東シナ海を挟んで中国と中華圏内の朝鮮という反日を国是とする二つの国家と向きあわねばならない。東西冷戦に代わって西側勢力と中華勢力がぶつかる新しい壁が、日本と大陸の間に造られることになる。


潜在的な中華華夷思想に基づき、日本人とはまったく違うメンタリティーを持つ二つの国と日本が対峙すれば、いま以上に地域の軋轢が強まり混乱が生じる事を我々は覚悟せねばなるまい。一方で北方のロシアはと見れば、日本はこれまで裏切られ続けたという苦い歴史を持ち、到底信頼できる相手とはみなせない。こういう情勢のなか、韓国軍艦の自衛隊機へのレーダー照射があったように、何かの折に周辺各国と我が国の間で軍事的摩擦が起きる事が容易に予想される。日本は核を持つ三つの大国に囲まれるという大変な状況になる可能性が高いのである。


但し我が国に米軍が展開していれば、日本への攻撃はただちに米軍への攻撃と見なされるから、いかなる大国と云えどもそう簡単に戦火を交えようとしないであろう。米軍に人質としていて貰わなければ日本の防衛が成り立たないのが現実で、それが嫌なら日本が自ら強大な軍事力、なかんずく核を持って対抗するしかない。「なんでも話し合いで解決」などというお花畑的発想が、外交で役にたたないのは最近の韓国の敵対的態度を見れば明らかである。日本の軍備の大幅な拡大、特に核の保有が反対ならば米軍に居てもらうしかないではないか。推薦状などカネのかかることでなし、海外に展開する米軍の縮小を企図するトランプ大統領をノーベル賞級だと推薦し、貸しを作っておくことはまことに日本の国益にかなった事なのである。

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