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2019年1月30日 (水)

飛鳥Ⅱ新春の伊勢クルーズ(2)乗り継ぎ編

20190130

今回のクルーズは新春の伊勢クルーズとメガバンク主催のワンナイトクルーズの乗り継ぎで、最初のクルーズの乗客が午前中に下船したあと、ワンナイトクルーズの乗船が始まる夕方まで本船にいることができる。この乗り継ぎの間、我々は例によって山下公園や港みらい地区を一時間ほどジョギングし、飛鳥Ⅱに戻って昼食を楽しみ、一番風呂に入るなど船内でのんびりする事にした。


ランチは乗り継ぎ客3組6人のために飛鳥Ⅱがメインダイニングで無料で用意してくれるのである。今回出てきたのは茶碗蒸しや大根のそぼろ煮に豪華なマグロ丼、野菜天ぷら盛り合わせとふだんのクルーズ中に出される昼食よりも品数もボリュームも多く、とても得した気分であった。通り掛かった日本人のメートルディに「凄かった、ご馳走様でした」と言うと「今日は特に豪華ですね、厨房ではなんか一生懸命やってましたよ」とのことだった。


乗船した2つのショートクルーズは週末にかけて行われたものだから、いつもの雰囲気とはやや違う。孫を連れた3世代乗船や働き盛りのカップル、子供の姿もあちこち見えて船内がちょっと賑やかである。常連のリピーターはほとんどおらず、船内ガイドを片手にあちこちの施設を見て回る人たちが多いのも新鮮だ。食事やショーなどの合間には、多くが一斉に売店やフォトショップに駆け込み、今まで見たことないほど人でいっぱいの場所もあった。


こんな船内ではこちらは、あまり「通」ぶったフリはしたくないものだが、遠くから知った顔を見つけると「ア、○○様~」と日本人もフィリピンクルーも笑顔で声かけてくるのが飛鳥流である。そうなると思わずそこで近況を話しこんだり、数少ないタガログ語で挨拶を交わしたりしてしまうものだ。かつて初乗船の際、この船は随分とクルーと馴れ馴れしい常連客がいるものだと感じていたが、当方がそうなってみると決してこれ見よがしでそうしているのでない事に気づく。きっと当時の常連さんも同じだったのだろうなと改めて思いだすのである。


さて船に乗るからには覚えてみようかと始めたのが社交ダンス。最初はマンボさえもどちらの足から出してよいのか戸惑うほどだったが、何回かのロングクルーズのダンス教室や陸上の個人教授で最近はなんとか中級クラスに入ってきたようだ。かつてフォークダンスでさえ逃げ回っていた我が小中学校時代を知る旧友は、「エ~?おまえがダンスぅ?」とのけぞるが、生バンドをバックにダンスホール(クラブ2100)で踊れるのは船旅ならではである。初めて船に乗って船内見学をする乗客の好奇の目にさらされつつ、カラー光線が交錯するホールに出ても、最近は「旅の恥はかきすて」せっかくだから「踊らにゃ損々」と開きなおれるようになったのはレッスンのたまものだろう。


それにしても日本人のダンスはしょせん西洋の借り物、若い頃からプロムで自然にダンスを経験した欧米人のさりげないダンスとはかなり違う。朝食時にたまたま近くのテーブルにいた夫婦が「ダンス会場の雰囲気ってなんか変だよね、何とかならないかね」と交わしていた会話を聞きながら「確かに変だよ、俺もキモイと思ってたよ。それでも船上で踊れるようになると段々ハマっていくんだなあ」と内心共感しつつもちょっと反発も覚える船上のダンスである。

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