« 2018年10月 | トップページ | 2018年12月 »

2018年11月

2018年11月29日 (木)

外国人労働者の受け入れ

雑誌"WILL" 最新号の巻頭コラム「朝四暮三」で、大阪大学名誉教授・加地伸行氏が、外国人労働者の受け入れ拡大を意図する出入国管理法改正について面白い話を展開している。いわく肉体労働者やサービス従業員の不足を外国人で補うより、国内のFラン高校や大学に無為に通学し、やりたくもない勉強に無駄な時間を費やしている日本の若者の労働力を活用すべしと。彼らが社会に出てすぐに働けるように、文科省は1年で諸技術を学べる新しい技術学校をつくって若者を世の中に送り出せば彼らもハッピー、外国人労働者を入れる必要などなくなるという主張である。


移民の問題で混乱する欧米諸国をみるにつけ、法律に色々なしばりをつけるにしても、今回の改正は将来さまざまな問題をおこしそうだ。私は、我が国の姿を変える怖れがあるような問題に対する論議はもっと慎重であるべきだと考える。何よりこの法律改正で入国してくるのは、まず近隣のシナ人や朝鮮人だろうから、彼らの国から将来どんなイチャモンがふっかけられ、無理難題がもちだされるかわからない。これは今回の韓国の徴用工問題をみれば明らかである。またインドネシアやマレーシアなどイスラム系の人たちが大量に入ってきたら、我が国のあちこちにモスクが出来るかもしれないが、これも見たい風景ではない。


すでに東京のコンビニでは日本人よりアジア系の従業員の方が多いし、多くの飲食店でもたどたどしい日本語で店員が接客をしている。これ以上外国人が増えたら、日本の社会はどうなるのかと危惧してしまう。しかし法律が改正された暁には彼らが入国する際に、日章旗の前で日本国の法を遵守する旨を一人一人宣誓させるべきであろう。また加地氏が提案するとおり、すでにスイスで実施されている様に一人20万円ほどの「国防税」を徴収し、このカネで彼らを監視するシステムをつくるのもよい。外国人の安全や健康を日本のシステムが担うのだから、そのくらいの課税は当然である。


野党もどうでもよいポリティカル・コレクトネスやらLGBT、反差別、モリ・カケ問題などにうつつを抜かすより、国のありようを左右するこの移民政策こそもっと真剣に討議してもらいたい。すでに不法に働いている外国人の特権や諸問題がこの法律であぶりだされる事を危惧しているのだろうが、立憲民主党のごとく安倍憎しで何でも反対するようでは、国民の支持は得られまい。現実に労働力不足に悩む産業界のために知恵をしぼりつつ、10年後20年後の繁栄を実現する政策を考える事こそ、いま政治家に求められているのではないだろうか。

2018年11月22日 (木)

ゴーン逮捕とニッサン車

ゴーン氏逮捕のニュースが駆けめぐっている。真相は闇の中で逮捕劇の裏には池井戸潤の小説並みのクーデター話も噂されるが、金にあまりキレイとは言い難かったらしいゴーンがこれにみごとにハマったのだろう。カネにこだわる人は10億円もらえば20億欲しいと言い、20億円もらえば40億もらいたくなるものだ。渡る世間どこに落とし穴があるのかわからないのだから、トップに立つ人間ほど潔癖さが求められる時代といえる。


という事でテレビの前で改めて日産自動車の事を考えてみたのだが、かつてニッサンファンだった私でも、今のこの会社のラインアップには買いたい車がまったくない。若い頃はニッサン(プリンス)スカイラインに憧れ、給料をやり繰りして新車を5台乗り継いだほどだったが、最近のスカイラインにはまったく興味が湧かず、たまに新車を町で見かけても「欲しい」という気持ちがおこらない。それもそのはず、現行のスカイラインは、中味はインフィニティーQ50という同社の世界ブランドのクルマで、国内市場向けにあえてこれにスカイラインというネーミングを施したものにすぎないのである。


いまやBMWでさえ直列6気筒にこだわる時代ではないから、スカイラインだけに直6を求めるのは無理にしても、かつては全長4.4~4.6米、全幅1.7米くらいのサイズだったスカイラインが、4.8米超 X 1.8米超と肥大化しすぎてしまったのがなによりこの車の魅力を失わせる第一の要因だ。国際的なメーカーの系列化で、世界的標準モデルからシャシーやエンジンを共有してクルマを作らなければならないし、安全性などの基準が厳格化された事などが背景にあるのだろうが、とにかく最近のクルマは総じて偉そうで大きすぎる。フロントのデザインもみな怒り顔のようで品がないし、ボディにはどの車もやたら不要なグラデーションが施されていて嫌味だ。


サニーvsカローラ、コロナvsブルーバード、セドリックvsクラウンとトヨタ・日産が競った頃は、販売のトヨタに対して技術のニッサンと云われて、クルマにあこがれた若者を引き付けた日産自動車であった。それが今や意欲的なモデルはトヨタの方が多く、クルマ好きはもっぱら外車に流れるか国産車ならスバルなどに乗っているようだ。ニュースによると日産自動車も、最近はゴーンに大ぶるまいできるほど利益を挙げているし、この際彼もいなくなる事だから、世界戦略車ばかりでなく昔のような”日本人に受ける””日本国内向け”の小ぶりなセダンやクーペ、スポーツカーを本気で開発したらどうなのだろうか。はやりのSUVの時代はいつか過ぎて、またスポーツカーの時代が来るかもしれないし・・・。 男60、GTアゲイン!


家にあった80年代スカイラインのカタログ ニューマンスカイラインに超感覚スカイライン
20181121skyline

2018年11月20日 (火)

神楽坂・法政大学優勝パレード

20181120

東京六大学野球・秋のリーグ戦で優勝した法政大学の優勝パレードが昨夕、法政の地元・神楽坂で行われ見物に行ってきた。この秋は母校・慶應が勝ち点4で最終週の早慶戦を迎えたとあって、まあこのまま慶應が順当に勝って46年ぶりの三連覇を達成するかとリンク「慶応野球部 三連覇に挑戦(2018年9月11日)」大いに期待したのだが、勝負はそうなま易しいものではなかった。早慶戦は慶應が先勝こそしたものの第2・3戦目は早稲田の気迫を前に惜敗、同じ勝ち点4の法政が最終的に勝率で優って秋のリーグ戦を制したのである。という事で昨年に続きリンク「2017年秋 慶應野球部優勝おめでとう(2017年10月31日)」三田での優勝パレードで旨い酒を飲もうという我がもくろみは見事に外れたのだった。


それにしても高校時代の実績を誇る選手で溢れているのに、昨秋は東大に連敗で勝ち点を落として話題になった法政野球部が、まる一年でよくここまで立て直したものである。敵ながら素直にその成果をほめたたえたいものだと、神楽坂の優勝パレードに私もくっついて行ってしまったのだ。残念ながら昨夕は月曜日の上に小雨まじりの空模様だったが、それにもかかわらず沿道は学校関係者のほか、地元の市ヶ谷や飯田橋の人たちもかなり集まっている。チアガールやブラスバンドに続くオープンカーには、普段マスコミによく出てきては訳のわからないコメントを吐く例の着物姿の女性総長も見え、これだけはちょっと白けたが、その後に続くユニフォームの選手たちには沿道から多くの「おめでとう」の声がかかって華やかなパレード風景だ。


神楽坂通りはごく狭いので選手たちは目と鼻の先を通過することになり、こちらも「優勝おめでとう」と彼らに声をかけハイファイブを交わす。グランドで見ると立派な選手たちも真近でみるとほんの子供で、その悦びに満ちた笑顔が何ともほほえましかった。信号を待つために目の前で止まった選手の中でもひときわ大きく目立つのは、中軸を打ちこの秋もベストナインに輝いた中山選手(4年・履正社)である。慶應も彼には随分痛い目にあったが敵ながらあっぱれ、ドラフト2位でヤクルトに進むから「ずいぶん打ったね、プロに行ってもがんばれよ」と目の前の中山君に声をかけると、嬉しそうに「ハイ!がんばります」と答えてくれたその表情はまさにワルガキ、野球少年がそのまま成長したような顔だった。


来春はまた三田でパレードが行われる事を願いつつ、ブラスバンドの「チャンス法政」のメロディーが遠ざかるのを見送った。

2018年11月15日 (木)

最近の通勤電車に文句あり

20181115

毎日、通勤・通学にレジャーに使う電車である。しかし最近ほとんどの駅で日本語・ローマ字の他に、中国人や韓国人の乗客向けに、中国語字体の漢字やハングルでの表記があってはなはだ不愉快な気持ちにさせられる。我々が海外に行った時は駅名やトイレの表示がローマ字ならばまず問題ないのだから、日本国内でも中国人や韓国人の為だけに彼らの文字を使う必要もあるまい。中・韓の人たちはローマ字を読めないわけでもなし、彼らを特別扱いをすると、その国民性からしてますます彼らは日本人に対して増長するのではなかろうか。この点JR東海はどの駅に行っても、日本語とローマ字表記だけで清々しくてよい。


そういえば、ちかごろ企業やイベントの広告に特別な塗装をしている私鉄車両が目立つ。鉄道の車輌といえばその会社の表看板であろう。意匠を凝らした各社独自の外観や内装、それぞれの路線に合わせた「車輛」といういちばん大事な道具に、わずかな広告費収入のために見るも無残なデザインを施すのはいかがなものか。武蔵野の武骨サムライのような外観をもつ西武鉄道の車輛を私は好きなのだが、地下鉄へ乗り入れてくる西武線の電車には学校の宣伝やら漫画のキャラクターなどのみにくいシールがよく貼ってある。写真の西武6000系は、最近の電車には珍しく戸袋に窓ガラスがはまった伝統的デザインなのに、肝心の窓は鉄板でふさがれて子供だましのシールが見える。こんな電車を見ると鉄道会社の社員に車両への愛があるのか疑いたくなってくる。


そのほか世の中全体の風潮とはいえ、若い車掌の案内言葉がやたら丁寧語ばかりなのも変である。ラッシュ時の電車での「そろそろドアを閉めさせていただきます」はまだ良いとしても、「発車させていただきます」などというアナウンスは過剰で気持ち悪い。昔のように「ドアをしめます」「発車します」で必要にして充分だ。そのくせ列車が遅れた際の放送などは、説明不足の上に要領が得ないものが多い。まずは”逃げ”をうつようなやたら丁寧なアナウンスをやめにして、「シルバーシートでスマホに熱中している乗客の方は、お年寄りや妊婦、体の不自由な方がいないか、今一度周囲を見回してください」と大きな声で生の車内放送でもしたらどうだろうか。

2018年11月 4日 (日)

60周年記念 入間航空祭

20181104_blue_impuls1

昨日は航空自衛隊入間基地創設60周年記念の入間航空際に行ってきた。池袋や新宿から西武線で60分、入間基地はわが国の中枢部を守る中部航空方面隊司令部があり、日本の防空や輸送活動の拠点として重要な役割を果たしている。緑多き入間には、もともと旧陸軍の航空士官学校があり、戦後アメリカ軍の接収が終わったあと、1958年に自衛隊の基地となって今年でちょうど60年目になる。入間基地は4,200人が働く空自最大の基地だそうで、ふだんは輸送機中心に活動が展開されているが、この日は新鋭F-2や主力F15イーグル、それにお祭りの目玉、松島基地のアクロバット飛行チーム、ブルー・インパルスなどがやってきて基地内は華やかな雰囲気となる。


南からの微風が頬を撫でる秋空の下、広大な基地に入り午前中は警備犬の訓練展示、陸自空挺隊のパラシュート降下やT-4練習機の編隊飛行披露などに見とれているうち、あっという間に時間がすぎる。会場を埋め尽くした入場者は19万人との事で、中くらいの規模の都市一つがすっぽりと入ったことになる。基地内はどこも大勢の人波なのだが、その割にはみな秩序正しく整理の隊員の指示に整然としたがっているように見える。群集と言えどもミリタリー好きは何か他のイベントのそれとは少し違うような気もする。そういえば25年前ほど前に、アメリカ海軍のブルーエンジェルスのアクロバット飛行隊をシアトルでみた事があったが、その時は夏のお祭り”シーフェアー”のイベントの一つで、今回のような広大な基地の上空で、縦横に繰り広げられるブルー・インパルスのアクロバット飛行に一段と期待が高まるのであった。


昼過ぎ、大観衆の前を飛び立つ6機のT-4によるブルーインパルスは、青白に塗りわけれれたチームカラーで機体が青空に映え美しい。40分以上に亘って上空で繰り広げられたのは、6機全体の集団アクロバット飛行のほか、5機・2機・単独機などによる変化に富む各種の展示飛行で、集まった大観衆からは歓声と拍手が沸きおこる。急降下からの機体の引き起こしはコンマ数秒でも判断が遅れれば大事故になるし、2機による真正面からのすれ違いは、綿密な打ち合わせがあるにしても最後はパイロットの技量なのだろうとハラハラ・ドキドキの連続である。おりしも会場にはかつてのトムクルーズ主演の映画「トップ・ガン」の音楽が流れていたが、画面とは違う本物の迫力を堪能できた一日だった。興奮冷めやらないまま帰途する車中では、自衛隊の存在と役割をきちっと担保すべく、早く自主憲法を制定する事が大切だとあらためて思っていた。

201811105_blue_impuls2


« 2018年10月 | トップページ | 2018年12月 »

2019年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ