飛鳥Ⅱ 2018年世界一周クルーズを終えて
家に帰ってもちょっと下を向いたり、段差を超えたりすると体が揺れて陸酔いをまだ感じる。早朝ふっと目が覚めた際は寝ぼけた頭に「今日はどこ?」という疑問が一瞬よぎる下船3日目である。今回の103日間のクルーズは小久江船長以下全クルーの尽力のおかげ、一言で纏めれば『とても楽しかった!』に尽きる。クルーだけでなく船上で歓談した新たな友人、その他このクルーズを支え旅を演出してくれたすべての関係者にお礼を述べたい。
2011年に始めて飛鳥Ⅱのワールドクルーズに乗船した際には、多くの乗客から「若いネエー!」と言われ、場違いな所に来てしまったかと当惑もしたが、今回はこちらの年齢も上がり、面の皮も厚くなっってそのような言葉も受け流せるようになった。横浜から乗船して神戸下船まで102泊(103日)、ツアーで船を離れる事もなく完乗した距離は船長放送によると30,851マイル(57,137.5キロ)で地球1.4周に相当するそうだ。
この間に夫婦二人で船上ジョギングした距離は758キロ、内訳はデッキ1,071周=462キロ・フィットネスのマシン217キロ・上陸地で79キロだった。通った社交ダンス教室(午後の中・上級クラス)が45分レッスンを67回、私個人がマリナーズクラブのグランドピアノを借りてピアノレッスンをしたのが1時間X24回となった。また船上からこのブログ更新が25回、禁酒日は(残念ながら)なしという乗船結果であった。
殊に乗船中に留守の家の空気を入れ換えたり、郵便物や税金支払いなど対応して貰った義理の母、クルマのエンジンを時々かけてくれた義理の弟、その他長期休暇の無理を聞いてくれた仕事関係の各位に感謝である。また何とかかんとか最後まで中上級のレッスンについていけたのも、乗船まで指導して下さったダンス教室の先生のおかげだ。最後に今の気持ちは”若手、若手とおだてられいい気になって103日、娑婆に帰れば年金もらうシニア老人!”
それにしても楽しかった夢のクルーズであった。
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