飛鳥時間
ダイニングオープン前の行列
ホノルルを出ると船内は帰国ムードで一杯だ。1ミリも作業を開始していない我が家を尻目に、衣類を宅配業者経由で自宅に送るダンボール箱をもういくつ作ったと云う会話が飛び交っている。乗船する際はこの先100日間の寄港地や天候を考えて衣類や持ち物を選ぶ必要があるが、下船時は部屋のものをダンボール箱に詰めるだけである。なぜそんなに早くから準備を開始する必要があるのかといつも不思議に思うのである。
夕食の時間は一回目も二回目もダイニングが開く10分ほど前から入り口の前に行列が出来る。飛鳥Ⅱの夕食は指定席でなく自由にテーブルを選べる方式である。それでもダイニングのキャパシティは充分過ぎるほどあり、テーブルを確保できないなど云う事はまったくないのになぜか列をつくる人が多数いる。毎日いやになるほど海を見ているから今更窓際などにこだわる事もないし、時間を過ぎてからノコノコと入る私達にはオープン前にわざわざ行列するのが飛鳥七不思議のひとつである。
本船から出るオプショナルツアーは、一旦ラウンジかシアターに指定時間に参加者が集合し人数を確認してから出発する。ここでも指定時間の20分ほど前から参加者が集まり始め、定刻の5分ほど前には全員が出そろう。ギリギリに指定場所に行く私達はいつも最後で、すでに集まって待っている連中に「こいつら遅いなあ」と云う顔をされる。キャビンで準備中に係りから電話があり「皆様もうお揃いですが来られないんですか?」と聞かれ「エー!?まだ5分前でしょ、定刻には行きますよ」と応えた事も一度ならず。ことほど左様に飛鳥船上に流れている時間は、普通の感覚より相当せっかちのようだ。
オプショナルツアーの集合時間一覧
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そのとうり! 夫がいってます。。
最近は夕食時に放送して下さるので、たすかります。
並んで待つのはにがてです。でも、時々お付き合いで並びます。
投稿: | 2018年6月30日 (土) 16時20分
コメントありがとうございます。
独自の「進化?」(深下?)を続ける飛鳥Ⅱは、この後どうなるか楽しみです。
投稿: バルクキャリアー(ブログ主) | 2018年7月 7日 (土) 09時53分