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2018年3月 7日 (水)

山手線 E235系に乗る

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山手線に乗ったらラッキーなことに新型のE235系電車がきた。車内の妻面にある製造者銘板をみると2018年製とあるから走り始めてまだ2カ月未満の車両である。先頭車の顔こそどこか別の場所からとってつけたようで不細工だが、この電車にはいろいろな新機軸が盛り込まれているのが乗車するとすぐわかった。網棚の後ろはデジタル・サイネージとか呼ばれる液晶ディスプレーが並んでいて、走りながらも盛んにCMを車内に流している。もっともこの新アイデアも、大きな荷物を網棚に乗せたら、画面が見えなくなってしまうのではないのかと思われる。


このE235系にはパナソニックの空気清浄機が備え付けてあったり、座席の一人当たりの幅が少し広がったりと工夫がこられされているほか、車体強度の見直しや車内の騒音軽減も図られているそうである。車内の音といえば今回たまたま飛び乗った車両が「サハ」だった事もあって、なおさらジョイントを刻む走行音も軽やかな気がしてきた。そういえば通勤電車のモーターはVVVF制御になって、人間の感性に反してずいぶんうるさくなった。リニアーに音が変化せず変調するかの電車のモーター音を聴くと、技術の進歩によってかえって快適性が損なわれたと思っていた。最近の車両はこのあたりについてはかなり改良されたが、まだまだ通勤電車のモーター音はうるさいものだ。なのでE235系に至って本格的に音対策を実施するというのもうなづける。


ただこの編成は、製造者が新潟にあるJR系の総合車両制作所というのがちょっと白けてしまうところだ。電車に乗るとなにげなく見るのは車端に掲げられた製造者の銘板である。かつて一世を風靡した汽車会社、帝国車両、ナニワ工機、新潟鐵工などもなくなり、今やなんと東急車輛も存在しないところを見ると、車輛製造というのは非常に厳しいビジネスなのだろうと想像できる。最近はどこへ行っても東急車輛から事業を譲渡されたJR系の総合車両製作所の電車ばかりが目につく。かつてのようにメーカーと鉄道会社が特色を出そうと競いあうより、限られたメーカーによる標準化設計でコストダウンが優先されるとは車両製造の世界も世知辛くなったようだ。

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