サン・プリンセス世界一周クルーズ1月18日発売開始
とりあえず仮予約で申し込みんでおいた”JTB クルーズ 2019年 サン・プリンセス 世界一周チャータークルーズ”の発売が1月18日から始まり、当日午後さっそくJTBから「お預かりしております海側バルコニー付キャビンCがとれました」と電話連絡が入った。我々が申し込んだのはバルコニー付きといってもデッキ9から11で、中央部よりやや安い本船のオモテ(船首)かトモ側(船尾)のキャビンである。船のオモテは揺れるしトモはエンジンによる船内のビビリ音などが気になる事もあるが、中央から離れただけで、一人50万円も違うならこちらがお得というもので、このキャビンCと値段の安い内側キャビンの人気が高いそうだ。
JTBによるとすでに定員を超える仮予約があり、発売と同時にほぼ完売状態との事。日本全国からまんべんなく予約があるそうで これから説明会を行う都市もあるというのに大変な人気である。ただ料金の支払いが始まる前に通常は4割ほどの人がキャンセルすると云われているから、JTBにはこの位でちょうど良いとの目算があるのだろう。まずはご同慶の至りである。我々もなかば冷やかしでブックしておいたものの、電話を聞いているうちに、夫婦2人で有り難いことにまだ働ける上、年金も入ってくるし、クルマを買い換える予定もないから本当に行こうかという気になってきた。
こうしてみるとわが国でもロングクルーズに対して相当の潜在需要がある事がわかり、そこを開拓しつつあるJTBの企画・企業努力には拍手を送りたい。「飛鳥Ⅱはどうも敷居が高いし…」かといって「船が古いし料理も質素、ピースボートはサヨクっぽくてちょっと…」と云う層が価格的にもリーズナブルな船旅としてこれを選ぶのであろう。また3ヶ月のクルーズとなるとMSCやコスタなどのカジュアルなイタリア船や、伝統のホーランド・アメリカ船より、早くから日本発着のマーケットに進出したプリンセスが馴染みが深いことも人気の秘密といえよう。さて真剣に行くか、となると、またお金や仕事の算段をせねばならないが、憧れのベニスの入出港や行ったことのないサントリーニ島を廻れば、晴れてこれで「世界一周も卒業」という気分になるかもしれない。
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