2019年サン・プリンセス 世界一周クルーズ 説明会
昨日は新宿で行なわれた”サン・プリンセス 2019年世界一周チャータークルーズ 説明会”に行ってみた。我々は飛鳥Ⅱの2018年のワールドクルーズに乗船予定なので、翌年”サンプリンセス”に乗船するとなると毎年世界一周に行くことになってしまう。「フツーの善良な共稼ぎサラリーマン所帯」としてはどう考えても無謀なのだが、まあなかば冷やかしで説明会を聞いてみようか、というところである。
主催者であるJTB社員のうやうやしい案内で通された新宿の貸し会議室には、約100人ほどの参加者がすでに集まっていた。BSの「世界の船旅」で以前「世界の7割は海です、出かけませんか船旅へ」と喋っていたおなじみの男性による説明は、このクルーズが問い合わせ段階で定員をオーバーする程反響が大きかったという話から始まった。価格で競合するピースボートとの違い、特に”プレミアムクラス”それもパナマックスサイズの適度な規模で定番中の定番を廻るコース設定であること、いかにコストパフォーマンスに優れているかなど、その話しっぷりはややチャラいものの彼自身がクルーズ大好き、というのが伝わってくる。
会場はなんらかのクルーズ体験者が半数以上のようだが、比較的若い人もチラホラで、飛鳥のそれと比べるとややカジュアルな雰囲気である。最も安い内側のキャビンとバルコニー付きのキャビンが人気との説明だったが、私が以前の記事で危惧した外国船を借り切る際のポイント、食事・図書・医療の点などで充分に配慮がされているという点はさすがJTBである。途中で上映された寄港地や本船紹介DVDでは、例のクルーズライターの上田寿美子の「スミコチェック!」も入り、参加者が飽きない工夫もされている説明会であった。
船好きがジンジンと伝わってくる彼の話をきいているうち、なんだかこちらも乗船したくなってきた。クルーズ船が大型化する前に造られた90年代の船の長所であるゆったりしたシップデザイン、一周500米で飛鳥Ⅱと同じようにプロムナードデッキを全通する本物のチークデッキは、航海中に毎日ジョギングする我々にとってはなにより嬉しい点である。ランドツアーの催行予定がないようだが、まだ訪れた事のない寄港地も多いしキャンセルするならいつでもできるからと、あっけにとられる妻を尻目に仮予約書にサインをしてしまった。こうなるとなんだかクルーズ資金を稼ぐために、高齢者になってもやむなく働いているような気がしてならなくなった。
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仮予約おめでとうございます。また、楽しみが増えましたね。
前回記事でもご指摘のお風呂やウォシュレット事情はいかがでしたか?
投稿: ひろ。 | 2017年12月19日 (火) 09時15分
ひろさん、
コメントありがとうございます。
予約といってもあくまで仮予約なので、どうなることやら。
お風呂はフィットネスのジャグジーに水着を着て入ることに。ウオシュレットは上級船室には装備することになるそうです。JTBに携帯ウオシュレットのサービスをお願いしましたが・・・・。
投稿: バルクキャリアー(ブログ主) | 2017年12月19日 (火) 23時52分