日曜朝の雑感
桐生君、陸上100米で日本人初の9秒台を記録 ! おめでとう。追い風1.8米と条件にも恵まれたが、そういう環境を自分のものにするのも実力のうちである。大変な努力を積み上げてきた事だろう。これが一つのきっかけとなり、いま10秒そこそこの記録で走っている多田、山縣、ケンブリッジ、サニブラウンなど多くの選手たちが一挙に9秒台になだれ込むような気がする。特に競走部の後輩・山縣君には是非もう一度頑張ってもらい、彼にも9秒台をだしてほしいところだ。
さて先日、わが家の給湯器が突如まったく作動不能になった。あわてて東京ガスに連絡して見てもらったところ”寿命”との事。器具を新換えするしかないと云われ、見積もりをもらうとなんと45万円と目の玉の飛び出る価格にびっくり。床暖房もできる強力なものなのでそういう値段になるそうである。こんなに高いなら今年の冬はうんと床暖房を活用しないともったいないと思っているところだ。
この給湯器、とりあえずの応急処置部品が届くまでの4日間、わが家では蛇口をひねってもまったくお湯が出ず、風呂どころかシャワーにも入れない状況になってしまった。こうなってみて初めてお湯がいつでも蛇口から出てくる今の生活のありがたさが身にしみる。仕方なく妻は気合をいれて”水シャワー”でしのぎ、私は近所の銭湯に3日間毎日通う事に。幸い我が新宿区にはお風呂屋さんも多く残っている上、区から60才以上の者には月4回まで無料で銭湯に入れる入浴証をもらっているので、このクーポンの恩恵を受ける事になった。
こうして通うはめになった最近の銭湯は、普通のお湯のほかに湯の中に電流を流して体を槽内でぴりぴりさせる電気風呂や薬草をいれた薬草風呂などもあって、最初は何をどうしたら良いのかちょっと戸惑う。それでも3日連続で大衆感ただよう”町のお風呂”に通っていると、すっかりその雰囲気にも慣れ、場を仕切ったような感じでお湯の中でリラックスできる。お約束の富士山の壁絵を眺めつつ、同じ42度の湯温でも家庭の42度より体がずっと温まる湯につかっていると、給湯器の故障もそれほど気にならなくなったのだった。
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