ニンテンドー クラシック ミニ ファミコン
夏休みで遊びに来た中学生の姪っ子が、昔のファミコンの小型版を持ってきた。ニンテンドー クラシック ミニ ファミリーコンピュータと云う製品で、昨年暮れに発売され、すでに完売していると云う。ファミコンそのままの形だが、往時よりずっと小型になり、ゲームカセットを装着しなくても内臓のソフトで遊べるのは時代の変遷であろう。中国製になったのは仕方ないものの、スーパーマリオ始め、パックマンやマリオオープンゴルフなど懐かしい30種類のゲームが収録されているので、さっそくスーパーマリオにとりかかってみた。
「おじちゃまはうまかったんだぞ、よく見てろよ」と姪の前でスタートボタンを押すと、”♪ポポッポッ・ポポ・ッポ♪”という耳に馴染んだ音とともに1-1場面が始まりマリオが動き出す。たしかここには”キノコ”が隠されていたな、コインが出てきたかな、ここを下からつつくとマリオが 1up したはず、などと記憶を総動員してのゲーム開始である。もっともマリオが発売されたのは1985年ですでに30年前の事になるから、なかなか我がメモリーと目の前の画面は一致せず、「あれ、こんなはずではなかったのに?」と次第に冷ややかになる姪の視線に焦りだす。
というわけで、かつては片目をつぶっていてもクリアーできたマリオの1面も、1の4にたどりつくのに3~4回やり直しを余儀なくされる始末。なんでもない穴にスリップして落ちたり、水中の場面であっけなく死んでしまうと、プレイしているこちらも真剣になって、リモコンボタンを押す指にも力が入ってくる。それでも悪戦苦闘する事数十分、ただちに第4面まで行く様になったのだから老いても記憶はたしかに蘇るものだ。しばらくミニファミコンを我が家に置いておいても良いと云うので、老化防止、頭の体操として一切ワープをせず正攻法で最後の8面までトライしてみるか、いやその前に古本屋でも行って攻略本を買ってみようか、などと思っているところである。
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