HULA ON ASUKA Ⅱ
今年で7回目になる恒例のHULA ON ASUKA Ⅱクルーズに初乗船した。以前の乗船によって得た割引クーポンを利用して横浜~横浜の2泊無寄港クルーズだ。この航海は、ハワイアンミュージックやフラの第一人者ナニ・リム・ヤップファミリーやそのグループが乗って、本場のパフォーマンスを披露してくれる。そのほか船内ではさまざまな形式のフラ教室やウクレレ教室なども開かれて、航海中はハワイアンムード一色となる。本船のかつての名物クルーズディレクター、ハワイ島出身のボブ田中と再会できるというのも我々が今回乗船する理由の一つである。
横浜港の乗船口ではさっそく顔見知りの日本人クルーが我々夫婦を見つけてくれたが「あれ!?このクルーズにご乗船ですか。ありがとうございます、いつものクルーズとちょっと雰囲気が違うかもしれません」などとざっくばらんに話しかけてくれる。案の定、船内に踏み入れるといかにもフラ好きなおばさん達らしきグループがあちこちで談笑していて、いつものクルーズの出港風景とはやや趣が違うような気もする。飛鳥のフラといえばこの人あり、のアシスタント・クルーズディレクターの梶原さんには「一応フラ教室に参加してみるけど、僕は多分脱落するからね」と早々に布石をうっておく事も忘れない。
それにしてもこのクルーズ、フラ教室にしてもウクレレ教室にしても、定刻に集合場所に行くともうすでに教室が始まっている皆の熱心さに驚いた。ウクレレ教室などは決められた時間に会場に行っても肝心のウクレレが参加者に比べて少ないために手元に廻って来ない。フラ教室もいつもの調子で定刻に会場のクラブ2100に赴くと、もうとっくに始まっていてハナから落ちこぼれ状態となった。たしかにHULA ON ASUKA Ⅱクルーズはいつもとは少し違っているようでもある。
例によってディナーのメシはやや薄味で盛りが少なめだったので、メインディッシュでは肉のほかに初日は魚、2日目はパスタをダブル注文して補った。増山船長の粋なコースどりがとても印象的だった夏休みのHULA ON ASUKA Ⅱだったが、たしかにいつもの長めのクルーズとは一味違うテーマ付の体験クルーズである。ビールやチューハイなどを持ち込める日本船なので、オンボードではワイン1本にアスカサケ、写真とおみやげを買っても1万円で済んだのもよい。ついでに夫婦で日ごろ陸で習っているダンスも、人目をはばからず生バンドをバックに大いに練習できたという実り多い夏休みクルーズであった。
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