ANA SFCマイル修行(9) 解脱編
約45万円の費用と3ヶ月の月日を費やして行ったANA SUPER FLYERS CARD修行も6月末に終わり、7月に入ってからいよいよカードの申し込みなど諸手続きを行った。といっても今回の修行にあたり普通のANAのクレジットカードはすでに取得しているため、SFCカードへの切り替えも何ら問題がなかったようだ。2週間ほどで待望のANA SFCカードが家族会員である妻のカードと2枚、手元に郵送されてきた。
これによって、このさき国内外のANAやスターアライアンスメンバーの空港ラウンジが利用でき、搭乗前にゆったりとただで酒が飲める事になった。その他、優先チェックインカウンター、専用保安検査場の利用や優先搭乗、手荷物の優先受け取りなどの特典を受けられるそうで、要はJAL GLOBAL CLUB(JGC)でこれまで利用してきたのと同じ様なサービスをANAでも享受できるらしい。
と偉そうに書いたが、実は私はこういう類の特典やら資格に疎い人間である。今回SFCを取得する為の企画と費用負担はすべて妻によるもので、私はただ物理的に空港に体を運び、予約されたフライトに乗っただけの話である。かつて出張族だった頃、ひたすら溜まる余ったマイルを前に、JGC会員にならないと損だとの情報をどこからか仕入れ、手続きを進めたのも妻だった。案の定60歳を過ぎ契約社員になってから出張はほとんど無く、プライベート旅行でJALに乗るたびに、JGC入会手続きをして良かったと思っていたところだ。
さて会社員生活も卒業となり、今後より自由旅行をする時間が増える事だろう。私は観光地に行っても教会や寺院にはほとんど興味がないから、その分早くラウンジに行って酒でも飲んでた方が良い、と考える怠惰な旅行者である。空港でのフライト乗り継ぎも、少々長くなってもこれでより快適に過ごせるに違いない。これからは国内はもとより海外でも、行き先や乗り継ぎをそれほど気にせず、より安い便を自由に選べる事ができるような気がしてきた。JAL(またONE WORLD便)でもANA(STAR ALLIANCE便)でも、どんと来い、だ。
さて、次はシニア(65歳以上)専用のJRカード、「大人の休日倶楽部ジパング」でも申し込むか。
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