ANA SFCマイル修行(7)
ラウンジが使えポイントも割り増しとなるプレミアムクラスでの修行(全8往復)も、予定通り5回目の沖縄・南西諸島フライトでブロンズサービスのステータスがゲットできてそのカードが届いた。先週の6回目にひき続きプラチナまで残るは2回の羽田・那覇往復となった。という事で7回目の昨日は往路が13時15分発の473便で、那覇で2時間25分待ち、帰りが18時20分発の474便である。プレミアムクラス搭乗とは云え毎週のように沖縄に行く事もそろそろ飽きてきたし、この梅雨空で那覇やその近辺を廻る気もあまりしないので、今回はトンボ帰りの日程である。もっともこのせわしなさを味わってみることで、やっと本当のマイラー”修行僧”のような気分にもなれそうだ。
昨日の那覇は予想通りの土砂降りとあって、空港のターミナルビルからは一歩も出ずに本屋やみやげもの屋をひやかし、早々にラウンジに駆け込む。そこで恒例のオリオンビールの生を一杯飲み、フライトまでの時間は置いてあるウイスキーを楽しむ事にした。ウイスキーといえば日ごろ我が家では、特売で1000円以下で売られている”バランタイン”くらいしか飲めないから、ラウンジのサントリー”ロイヤル”をこの際に存分に賞味しようと張り切るのだ。夕方5時近くになるというのに、ここのウイスキーの瓶はほとんど減っておらず、これ幸いとばかり家では滅多に飲めない高いお酒をゆっくり楽しむ事ができた。
さてこの日は今回の修行で初の夕食が出るフライトである。ディナーの食前酒をCAが聞きに来るので、先ほどの続きを楽しもうと 「ウイスキーを下さい」 とリクエストすると、なんと「申し訳ありませんがウイスキーは積んでいません」と彼女が困ったような顔で言う。そういえばラウンジのウイスキーも飲まれていなかったし、機内でも最近はワインやら焼酎を注文する声は聞くが、「ウイスキー!」というのはあまり耳にしない。ワインを日本人が普通に飲むようになったのはこの20年くらいだし、かつて焼酎は労働者が飲む安酒と思われていたから、私などは国際線でビジネスクラスに乗った時は、まず”高級ウイスキー”だと思っていた。最近はウイスキーが人気がないとは聞いていたが、国内線とは云えプレミアムクラスにウイスキーがないのはさすがに時代の流れかと驚いたのだった。さあ、あと一往復か。
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