ANA SFCマイル修行(3)
連休も終わり、全日空のマイル修行が再開である。昨日は羽田・那覇間のプレミアムクラス往復とあって、久しぶりに目覚まし時計をセットして朝6時過ぎに起床する。行きは羽田8時40分発・那覇11時25分着の467便、帰りは那覇14時25分発・羽田16時45分着の468便でのトンボ帰りとなった。本当は那覇についたら1時間以内に同じ機材で帰ってくるのが効率的なのだが、さすがに同じスッチー達にすぐまた顔を合わせるのも気恥ずかしく(向かうは大して何とも思わないのだろうが)、3時間ほどの現地滞在とするのが私の気の弱いところだ。
こんな即攻の旅、それも乗るだけが目的の旅には、文芸春秋だとかWILL、Hanadaなどの月刊誌がちょうど読みごろだろう。といっても時間のあるわが身、すでに文春やHanadaはもう二度も家で読んでしまったので、今回はWILL6月号を羽田空港の売店で買って乗り込むと、巻頭から私の嫌いな(森羅万象世の中のすべてを知っているかの如き)池上彰へ対する批判が誠に気持ちがよい。お約束の習金平や韓国・北朝鮮をけなす記事はさておき、これまたどうでもよい森友問題ながら辻元清美のブーメラン疑惑を追求するあたりも痛快だ。豊洲移転を延期し続ける小池都知事もおかしいと思っていたところ、建築の専門家の説明でこれに切り込むのもこの手の月刊誌ならではである。
那覇の3時間、前回は奥武山公園でジョギングしたが、今回は着陸時に機窓から見えた那覇港クルーズ船ターミナルに寄港中のスタ-クルーズ社の”スーパースター・アクエリアス”号(5万トン)を見に行く事にした。スタークルーズといえば同社のフラッグシップの”バーゴ”号にシンガポールで2回乗船した事があるので、そのファンネルマークを間近で見たかったからである。という事でモノレールの県庁前駅から往復1時間、夏のように蒸し暑い那覇市内の行軍は、座り詰めの修行の身にはちょうど良いエキササイズであった。
とって帰した那覇空港のロビーでは例によって無料のオリオンビールを飲みながら、航空自衛隊F15戦闘機の迫力ある離着陸を眺める。乗り込んだ機内では午後の軽食で出たワインをエンジョイしつつ WILLもほぼ読んで修行第3日目のミッションは完了した。さて飛鳥Ⅱで知り合いになったやや年上の先輩からは、先日「今は全日空(ぜんじつあいています)ので・・・」と面白いメールを頂いたが、私はこのANAの修行が続く限りは全日空になるのにはまだ少し時間がかかりそうだ。それはさておき、羽田空港から都心方面へ京急を利用する際は、横浜・逗子方面への電車が先発ならまずそれに乗ってしまい、京急蒲田駅下車でホームを換え、頻繁にやってくる本線の上り快特や特急をつかまえた方が都内へ早く着く時がある、というのが今回の修行で知りえた豆知識である。
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