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2017年2月 7日 (火)

銀座線1000系 特別仕様車両

銀座線のホームで地下鉄を待っていると、前面オデコの真中に前照灯一つだけを煌々と灯した車両がやってきた。「あれ、銀座線の1000系は2灯式じゃなかったかな?」とちょっといぶかしく思いながら乗車すると、その内部は何だかいつもと様子が違っている。車内は木目調の化粧板でシックに仕上げられ、すべての手すりが真鍮色になっているではないか。やっとここで乗車した電車が、先日発表された銀座線のかつての車両、旧1000形を模した特別仕様編成である事に気がついて、「今日はラッキー!」とひとり快哉を叫んだのだった。
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この電車は地下鉄90周年などの行事にも用いるために2編成作られたもののうち、1月17日から仕業についた最初の編成らしい。さっそく周囲を観察すると、まず目につくのがドア横の予備灯である。これを見ていたらかつて銀座線や丸の内線のホーム直前で、車内の電灯が一斉に消えて真っ暗になり、予備灯だけが点灯していた光景を思い出したブエノスアイレスの丸の内線)。車内の妻面に掲げられた製造者銘板の「日本車両会社」の文字がレトロなのも粋である。つり革は手でつかむ下側の部分が広い昔の形状をしているが、使われない時にバネで窓側に跳ね上げた本来のリコ式でないのがちょっと残念なところだ。
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こんなレトロな雰囲気を車内で感じているうち、子供の頃に赤坂見附の医者に行くために銀座線によく乗った事を思い出した。今は東急ホテルになってしまったが、かつて見附そばに大きな病院があって、小さい頃ひ弱だった私は体調を崩すとそこの高名な小児科の権威に診てもらったものだ。親に連れられて渋谷から銀座線に乗ると、次第に病院の注射が怖くなり、一つ手前の青山一丁目からはトンネルが永遠に続いて、いつまでも赤坂見附駅に着かなければよいのにと念じたのだった。騒音を撒き散らしながら走っていた当時の銀座線の旧車両には思い出がいっぱいある。
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さて特別仕様編成は、新型台車をはき、両開きドア(かつては片開き)の上には情報ディスプレイも備えた最新鋭の設備を誇るが、一方でノスタルジックな演出のために、ウインドシル・ウインドヘッダー(旧型車両のガラス窓の上下につけられた補強枠)を模した化粧テープを外側に貼っていたりする。ここまでやるならいっその事、走行中にかつてのつり掛け式台車の轟音を流し、駅に近づいたら車内の照明を真っ暗にして予備灯を点灯するなどと凝ってみたらどうだろう。きっと人気が一段と盛り上がるのではないだろうか。

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