ねんりんピック東京都選手団解団式とスクワール麹町
長崎ねんりんピックの東京都選手団解団式が、先の日曜日に四谷駅前のスクワール麹町で行われた。参加22種目、約400人の役員・選手のうち、解団式に集まったのは人数的に全参加人数の半分ほどだろうか。好成績であった水泳やマラソンの結果が紹介され、それぞれの競技の戦いぶりが報告された後、参加団旗が東京都体育協会に返納されて、今回の長崎ねんりんピック東京都選手団の活動は打ち上げとなった。会場では各種目競技チームからそれぞれ1名の代表がこの大会に参加した感想を述べたが、主に70歳台になろうという各長老の話しっぷりはしっかりしていて滑舌もよく、とても老人のスピーチとは思えなかった。ねんりんピックに参加するような元気なシニアたちは、しゃべる方も若者以上に元気なものだと目を見張ったのである。
そういえばねんりんピックのマラソン(各3キロ・5キロ・10キロの3種目)では、総じて60歳以上の部でも70歳以上の部でも、その年代に達したばかりの”若い”人が上位に多数入っていたようだ。その中で西日本のある県の代表が68歳にして60才台の部で3位になっており、「年齢が上がっても、やりようによってはまだまだ走れるのだ」と私はその人の走りっぷりにずいぶん勇気づけられた。こういう元気なランナーを見ていると、私も60歳代の後半になっても、Young at Heartで頑張ってみるかと云う気持ちが湧いてくる。今後、仕事に拘束される時間が減って練習時間はよりとれる事になるだろうから、まずは2年後のねんりんピック富山大会の東京予選に出るべくトレーニングをつんでみようかと欲も沸いてくるのだった。
それはさておき、2度にわたるねんりんピック大会出場に際して、集合場所として四谷駅前のスクワール麹町に何度も来たが、この便利な施設は11月30日で土地借用契約満了のために全館規模での営業が終了する。施設の一部こそ来年はまた使用できるとの事だが、ここはねんりんピックの他、かつて仕事関連の集会のために何度か来たことがあり思い出深い会館でもある。元々この場所には消防署があって本来は東京消防協会の厚生施設だと云うが、来年以降は駅前のこの立派な建物はどうなるのだろうか。ただ次回もし都の予選を突破しねんりんピックに出られる事になっても、その時に集まるのはこの場所でないのかと思うと、ちょっと寂しい気持ちもする。そんな感慨を抱きつつ、フランス語の「広場」という意味からきたスクワール麹町で行われた解団式に参加したのだった。
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