終戦の日・靖国神社参拝
昨日、終戦の日は靖国神社に妻とお参りに行った。仕事を終え午後5時半頃に着いた九段下周辺は、近くの武道館で行われた全国戦没者追悼式の警備に当たった機動隊やその車両でまだごったかえしていた。しかしこの時間になっても地下鉄の駅各出口から、靖国神社へ向かう人の列は続々と途切れる事なく大河のごとく流れている。我々は8月15日になると毎年靖国に参拝するわけではないが、それでも何年かに一度、この日にここに来るたびに参拝する人が増えている事を実感する。
九段坂の急勾配を登り、境内に入ると三・八式歩兵銃を背にした旧陸軍兵のコスプレ姿なども一部に見られたが、ほとんどの人がフツーの善男・善女である事がわかる。薄暮の頃こうして境内を歩いていると、仕事を終えたあと、職場や家族単位で参拝にきている人が多いようである。拝殿の前にできた参拝の列の中では、子供に向かって「二礼・二拍・一礼よ」と作法を教えるお母さんの声もして、あたりには微笑ましい雰囲気さえただよってくる。こうしてお参りをしていると、日本も良い方向に向かっている気分がしてならない。
それにつけても、なぜ日本の政治家が日本人の戦没者を靖国神社で弔う事を、よその国からあれこれ言われるのか誠に腹立たしい。広島や長崎に原爆を投下し多数の市民を犠牲にした戦争犯罪国のアメリカで、戦没者の慰霊施設でもあるアーリントン墓地に米国政府の指導者たちが訪れようと他国からは何も文句が出ない。なぜ日本だけが合祀が云々だと他国から明らかな内政干渉を受けなければならないのか。国のために亡くなった方々にはA級もB・C級もないと私は考える。そしてそういう批判をする中国・韓国の世論に火を付け、それを煽るのがもっぱら日本の左翼勢力やメディアだというのがなんとも情けない限りである。
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