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2016年7月14日 (木)

播磨屋本店 朝日あげ

私の好きなお菓子は佐世保の”九十九島せんぺい”、博多の”鶏卵素麺”とともに、自ら「日本一おかき処」と称している「播磨屋本店」の”朝日あげ”煎餅である。その播磨屋本店と云えば、最近、ボルボの高価そうなトラックヘッドに牽引された「世直し特別広報隊」と称する同社の大型トレーラーが、三台一組みになって都内各所を走り廻っている。牽引される白いコンテナーの横腹には「一億総餓死・亡国」やら「天皇陛下お助け下さい」とか「餓死地獄」など、おどろおどろしいフレーズが常に大書きされていて、ふだんは少々右寄りの私にでさえ彼らが繰り広げるキャンペーンの趣旨がどうも良く解からない。しかし、少なくともこのトレーラー部隊を見かけると、つい煎餅を思い出してしまうからその宣伝効果は抜群である。


という事で虎ノ門にある私の古巣の会社近く、播磨屋本店東京本店の前を通りかかると、好物につられてついふらふらと店に入ってしまう。店員の制服はじめ店内の雰囲気はちょっと新興宗教的な感じもするが それにも係らずここはいつもおいしい煎餅を買おうと多くの客で賑わっている。そのお客さんたちは総じてデパートの食品売り場や贈答品売り場で買い物をするような人々のようで、それぞれに各種せんべいを試食しながら店内で供されるコーヒーをゆったりと楽しんでいる。ここでは”はりま焼き”や、最近では”夕焼けトマト”などが人気らしいが、私は一貫して”朝日揚げ”のファンである。


”ほっぺたが落ちる揚げせんべい 朝日あげ”は、21枚入りの特用袋で810円(税込み)で、一枚あたり40円もしないいたってリーズナブルな価格設定。買う時にもらうしおりには「最高級の原料米」と「米ぬかから採った米サラダ油百パーセント」で、「独自開発の新技術」を用い「表裏均一な美しい揚げ上がり」、かつ「製造直売」しており、「さわやかでまあるい味わい」との事。そのしおりは「日本中の揚げせんメーカーが理想とすべき目標にしているのです」と、世直しキャンペーントレーラーに繋がるかのような自負心溢れすぎ、自意識も過剰にすぎる文句がやや引っかかるが、たしかに”朝日揚げ”それ自体は口当たりが軽い上に癖がなく食べやすい。「プロの誰もが絶賛する文字どおり日本一おいしい揚げせんべいです」とあるのもうなづけると思いつつ封をあけると、どうにも止まらなくなるのである。

化粧箱入り朝日あげ(12袋)540円(税込み)
20160714

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