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2016年6月 6日 (月)

ニッサン NOTE

20160605

この週末は妻や会社の友人達と、しまなみ海道沿いに瀬戸内の各地を久しぶりに訪れた。広島空港でレンタカーを借り、島伝いにあちこちを見物しつつ四国の今治市まで、往復の行程はちょうど300キロであった。今回空港のニッサンレンタカー事務所で借りたクルマは、NOTE(ノート)という車種でまだ5000キロ走行しただけの新車である。そのノートの中でも廉価なXと云うグレードを運転したが、このクルマはエンジン排気量が1200CCで価格は150万円程度らしい。


さて1000CC超前後のコンパクトカー、その中でもレンタカーに使われる低いグレードのクルマはこれまでに幾度も乗ったが、運転していてあまり楽しいという感じはしなかった。総じて直列4気筒のエンジンは安っぽいサウンドを奏で、内装は化学樹脂そのものの薄っぺらい仕様、室内にはエンジンの唸り音が共鳴したものである。なので今回もそんなものだろうと思いつつハンドルを握ってみた。


広島空港から山陽自動車道を通り、巨大な橋が連続するしまなみ海道を運転しながら、目の前のレバーやらボタンをあれこれをいじってみると、最近のクルマはこのグレードでも多彩な装備が満載なのが判る。前車に急接近するとブレーキがかかる(らしい)追突防止装置に目を見張り、少しでも車線を跨ぐと警告音が鳴るのに驚き、バックで駐車するとカーナビのモニターに、自車の位置と止めるべきスペースがくっきりと表示され感激。もっともアナログドライバーの私は、やはり後方をこの目で確認しないとバックできないのであるが・・・。


最も驚いたのがエンジンだった。1200CCで何と3気筒、79馬力でトルク10.8Kgと聞くとちょっと頼りなさそうに感じて、大人4人が乗ったこの車を加速させるにはよほど頑張らねばと思いきや、これが実にスムースかつフィーリングも気持ちよい。かつての安い4気筒の車をはるかに凌ぐエンジンサウンドやその快適さ、力強さで、この10年~15年のエンジンの急速な進歩が体感できる。室内は広大、かつ運転姿勢がかなり立っているので普段はスポーツタイプの愛車に乗る私には違和感があるが、ドライブはとても楽チンだ。ただ燃費を稼ぐ為に、交差点で停車する度にエンジンがストップするのだけは、エンストをおこした様で落ち着かなかった。


こうしてノートに3日間乗っていると、この種のクルマの”質感”が上がっている事を実感し、「クルマはこれで充分だよな」とも思えてくる。とくに生まれた時から自家用車が家にあったような最近の若者なら、これに乗れば「クルマってこんなものだよ」ときっと満足する事だろう。さて最後に満タンにして返すべくスタンドに行くと、入ったガソリンは15リッターだけ、何と1リッターで20キロ!も走った計算になる。モーターも一部使って走る最新のハイブリッドカーならこれをもっと上回るとの事で、こんなクルマばかりならガソリンスタンドは要らなくなると、時代の変化に驚いたのであった。一方で私たちが若い頃に感じたクルマへの憧れや高揚感が、こういう合理的なクルマからあまり感じられないのは、こちらがジジイになった証拠なのだろう。

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