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2016年3月21日 (月)

南極・南米ワールドクルーズから帰って

100日ぶりに帰ってきた東京では、すでに桜が咲き始めている。12月10日に旅立った時はまだ初冬だったから、今年は冬の寒さを経験せずに春に突入してしまった事になる。妻は飛鳥Ⅱが東京湾に入る頃から「のどがかゆい」と言い始め、わが家に辿り着くなりアレルギー的なくしゃみを繰り返し花粉症の再来に見舞われている様だ。また留守中の家の管理は義理の母や義弟に頼んでいたものの、家に帰るとこの100日間に受け取っていた郵便物や返事をする必要がある書類の整理にけっこう時間がかかるのである。私は4月から嘱託のオジサンでまた会社に再就職とあって、「動く養老院」いや「動くホテル」から現実の一介の社会人に戻るのまで後10日と考えるといさか憂鬱になる。


このクルーズでは海上生活が75日、港に停泊していた日が25日とあって、下船して2日しても耳の底にはジンジンとエンジンのうなり音がこびりつき、町を歩いていても体がまだ揺れている様な錯覚に陥っている。今回は貯金を取り崩し、一介のサラリーマンとしては大枚をはたいて二度目のワールドクルーズという冒険をした訳だが、帰って来てほっとした今では、このクルーズに行って良かったとの思いが胸に湧いてくる。北米やヨーロッパの観光地なら今後また出かけてみようかという気分にもなろうが、今回クルーズした南米や南極の地は、体が元気であってもわざわざお金を出し長時間のフライトを我慢して行くかといえばそうはならないだろう。


ラバウルの山本バンカーや南太平洋戦没者の碑、イースター島のモアイ像、パタゴニアフィヨルドの雄大な光景、何といって南極の雪と氷の世界、リオのカーニバルやイグアスの滝など、いわゆる欧米の観光地とは違って私の人生にはまったく縁のなかったアナザー・ワールドを体験できたのである。その様な場所に自分のキャビンごと極く快適に連れて行ってくれた日本船クルーズの良さをあらためて認識した。乗船中は和食が多くて味が薄いだとか、せっかくのゲストエンターテイナーの選曲が老人向きすぎる、あるいはネット環境が悪いなどと小さな不満も感じたが、今は安全かつ献身的にクルーズを盛り上げてくれた増山船長以下460名あまりのクルーに感謝の念を捧げたい。

百日ぶりの東京湾では富士山が飛鳥Ⅱをお出迎え
20160321

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コメント

長い旅路の航海を無事に終えられ、ホット一息の状況でしょう。
小生が若かりし頃に寄港した港の数々をブログで楽しませてもらいました。心よりお礼申し上げます。
  ’仕事があるから遊びが面白い’
まだまだ長~い人生航路、愛妻との順風満帆の航海を続けて下さい。

ノムノムさん

早速のコメントをありがとうございます。中南米の国々もそれぞれ風情がありましたが、何と言っても南極の光と氷と雪の共演は感動的でした。
世界を廻られたノムノムさんも南極は未踏との事。南米の各港から南極ツアーのクルーズ船も多数出ているので、これだけの乗船も楽しいかも知れませんね。

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